
2025.02.17 OPEN
ついにオープンしたNEWVOT³
数年にわたりプロジェクトを進めてきたメンバーにこれまでの想いの変化や、今後のNEWVOT³への想いについてインタビューしてきました!
今までの記事とも併せてご覧ください。
VENICHU MAGAZINE編集部(以下、VM):以前にインタビューした際は、オフィス改装についての具体的なイメージができておらず、気持ちが追いついていないというイメージでしたが、そのころと比べて今は想いの変化があったのでしょうか。
※第一弾インタビュー記事参照
トミー:私は最初はどう進めていいかもわからず「コミュニケーションがもっと取れるオフィスにしたい」という漠然としたイメージを持っていました。
プロジェクトでは「やりたい・取り入れたい」と考えたものをみんなですり合わせて、アップデートして、という作業を繰り返してきました。いろんなものを見に行って、情報を吸収して、勉強はしたけど、果たしてこれが10年後を見据えた完成形なのかと考えるとまだ”正解”がないと感じていますね。
NEWVOT³で実現していきたいことや、いろんな人と繋がりを持って実績になるまではまだ“完成”とはならないなと思っています。
ズーマ:私はプロジェクト発足当初は自分の所属するオフィスのテリトリーだけで関係が完結していたので、麻布オフィスについて考えたり、メンバーと関わっていくことが難しい壁のように感じていました。テリトリーがあったことで、今までは何をするにしても自分が持っている繋がりから解決しようとしていたんですよね。
ですが、自分からなにか行動すればどうにか繋がりができるということを学び、自分ができないとダメだと思っていたけど、できないものは人に頼ったらいいんだという考え方ができるようになりました。

VM:考え方や取り組み方の面で大きく変化があったのですね。
完成までにいろんな壁があったかと思うのですが、特に大変だったことを教えてください。
トミー:”人に伝える”ということですね。プロジェクトメンバーは同世代ですが、それぞれの考え方も違うのでお互いに意見を伝え合うのが難しかったです。社内への発信という面でも苦戦した部分ではありました。
NEWVOT³自体が「情報を発信する」というコンセプトを掲げているので、今後もみなさんに興味をもってもらえる発信の仕方を模索していきたいと思っています。
ズーマ:プロジェクトを進めるなかで、“人に任せる”ということが難しかったです。チームメンバーをはじめもっと社員のみなさんを頼ったらよかったと思います。
また、今まで営業で身に着けたスキルとは違うあたらしい分野のことに挑戦することがとても大変だと知りました。
いろんな苦労や想いが詰まったNEWVOT³ですが、「本当はここも実現したかった、、、!」という点も聞いてみました。

トミー
音響について考えることが出来ていなかった点を後悔しています。
「五感で楽しむ・感じることができる空間にしよう」という案が出ていたのに聴覚の部分だけ気が回っていませんでした、、、、
音がない静かすぎる空間だと集中できなかったり、入出しにくいかと思うので、そこは早く改善したいです!
(画像:4階 リラックススペース)

ズーマ
施設を運用していくなかで、完成時のままでずっと残っていくと思ってしまっていたところがあって、メンテナンス部分を考えることができていなかったです。
ウッドチップに関しては最初に入れた時の香りの維持についてまで考えることができていなかったので、今後どうしていくのかを考えていきたいと思います!
(画像:3階 ウッドチップエリア)
VM:”伝える”にしても”任せる”にしてもNEWVOT³のテーマである”コミュニケーション”が一番大事なのかもしれませんね。
たくさん学ぶこともあったと思うのですが、プロジェクトに参加して学んだこと・良かったことを教えてください。
トミー:紅中にはいろんな分野で仕事をしている人がいるので、自分が関わる分野以外のことは全然知らなかったし、知ろうとしてこなかったんですよね。実際にオフィスを改装するってなって、新しい発想のものを取り入れるというなかでいろんな方から知識をもらったことで、いろんな視点で考えるきっかけになりましたし自分の情報の範囲が広がったので、プロジェクトに参加して良かったです。
ズーマ:今回の麻布プロジェクトに参加したことで、自分が今まで関わってこなかった人と交流する機会が増えて、みんなで盛り上げていくためにはどうしたらいいのかとか広い視点をもつことができるようになったことは良かったと思っています。
トミー:そうだね。
プロジェクトメンバー自体も今まで仕事のなかで関わりがなかった人たちばっかりだったので、輪が広がりました。NEWVOT³の今後に社内の人をどうやって巻き込んでいくかということも課題になってくるかと思います。

VM:今回のプロジェクトに関しては「社内の人とのつながりが増えた」というお話が度々出ている印象を強く受けます。
いろんな分野の人と関わっていきたいという想いが込められた施設ですが、その過程で社員同士の関りも増えていったことは紅中としてもプロジェクトを立ち上げて良かった点ですね。
ズーマ:そうですね。
今まで紅中が関わってこなかった分野の人たちとつながりたいという想いがありますが、社員にも使ってもらうことで大きな輪になっていったらいいなと思いますね。
トミー:NEWVOT³は、なにか「こういうことをしたいな」と思ったときにその分野で助け合える人に出会える場所にもしていきたいなと考えています。 自分ひとりでは解決できないことを繋がりを広げていくことで実現できる空間にしていきたいです。
若手が考える今後の“VENICHU”
VENICHU MAGAZINEでは、紅中のこれからを担う若手たちが考える働き方や、これからのオフィスの在り方について今後も追っていきます!