ビジネスの種
2024.07.18 UP

クッションフロアで
水回りを快適に!
メリット・デメリット解説

クッションフロアとは

塩化ビニル素材で作られたシート状の床材で、名前の通りクッション性に優れた床材です。

画像:Ponlume グランマーブル | シンコール

他の床材と何が違う?

クッションフロアのメリットとデメリットは何なのか。他の床材と何が違うのか。
今回は住宅の床材として最も多く使用される「木質フローリング」と比較していきましょう!

耐水性
耐久性
デザイン性
清掃性
感触、踏み心地

耐水性

クッションフロア

クッションフロアの表面に使われる塩化ビニルという素材は水を弾くという特徴があります。そのため耐水性が高く、洗面所やトイレ、キッチンというような水回りにおすすめの床材です。

画像:コラーリタイル HM-11143 | サンゲツ

木質フローリング

無垢の木を使用している無垢フローリングの場合は水に弱い素材のため水などをこぼしてしまうとシミになる可能性があります。その他の木質フローリングだと、水拭き程度の耐水性はあります。

写真:ネクシオハードチェスナット柄ブラック色 | ノダ

耐久性

クッションフロア

クッション性の高い柔らかい素材で出来ているため硬いものを落としたり、強くこすったりすると傷がついてしまう場合があります。また、重たいものを長い間置いておくと凹んでしまう場合もあるので注意が必要です。
フロア同士の隙間から汚れが入ってしまったり、めくれてきたりする場合もあります。

木質フローリング

突き板やシートのフローリングは、高いグレードの商品になると基材に硬質な素材を使用しており、傷が付きにくいものが多いです。無垢の木や、樹種によっては柔らかく傷がつきやすいものもあるので注意が必要です。
生活をする中ではがれてきてしまうということは無いためそこは安心です。

デザイン性

クッションフロア

表面にデザインをプリントしているため、フローリングと比べてデザインが豊富なところが大きな特徴です。高級感のある大理石のようなデザインから、木質フローリングのような木目調のデザイン、洋館のタイルのようなデザインまで。場所によって変えたり、好みに合わせて選ぶことができます。

画像:左 カッパータイル HM-11139
右 フレンチアンティークタイル HM-11142 | サンゲツ

木質フローリング

木の木目が特徴のデザインです。様々なデザインがあるクッションフロアと比べて”木”という見た目は変わりませんが、樹種によって色味や特徴が違うので限られた範囲内でも十分にたのしむことができます。

画像:ライブナチュラルプレミアム ブラックチェリー | 朝日ウッドテック

樹種ごとの特徴

清掃性

クッションフロア

水拭きが可能なので、飲み物や食べ物をこぼしてもサッと拭きとることができ、シミにもなりにくいためお掃除が簡単です。ただ傷がついている場合はその傷から染み込んでシミになる場合もあるので気をつけましょう。

木質フローリング

ゴミやホコリを取り除いた後、乾いた雑巾やドライタイプのモップで拭くのがおすすめです。濡れている雑巾を頻繁に使用するとフローリングの表面にヒビ割れや、継ぎ目から水分が入り、膨れや隙間ができることもありますのでご注意ください!

感触、踏み心地

クッションフロア

クッション性が高いため、踏み心地も柔らかいことが良い点です。長時間立っていても疲れにくいのでキッチンに使用するのもおすすめです。床に座ることが多い子供部屋にも使用できます。

木質フローリング

木質フローリングは木の質感を十分に感じることができるところが特徴です。経年変化を楽しむことができ、木の温かみを足元から感じることもできます。ただ硬いため、長時間直に座る等の行為には向いていません。

今回はクッションフロアと木質フローリングを比較してどのような用途に向いているのかをご紹介してきました。
様々な床材を使い分けながら、皆様のより理想の家づくりに近づくように想像してみましょう!

/ 木質フローリングについてはこちら \

参考資料

2022ー2024 Hフロア カタログ | 株式会社サンゲツ

ポンリューム 2022 – 2024 カタログ | シンコール株式会社

床材 カタログ | 株式会社ノダ

ライブナチュラルプレミアム一覧 | 株式会社朝日ウッドテック