ライフスタイルの多様化で住宅市場にも変化が
これまでいわゆる標準モデル世帯と呼ばれてきた「夫婦と子」世帯の割合は減少し、単身世帯や子なし世帯の割合が増加しています。この背景には、結婚についての自由度の高まりや、結婚しても子どもを持たないという選択肢の一般化などの人々の意識の変化、女性が希望するライフコースの多様化などが影響していると考えられます。
このようなライフスタイルの多様化を背景に、2025年の住宅市場では大きな変化が見られると予想されます。
その中でも「コンパクト住宅」がひとつのキーワードとなってきます。
新築着工数・床面積ともに減少傾向
国土交通省のデータ(※)によると、2025年1月度の新設住宅着工戸数総計は前年比-4.6%、床面積は-4.9%と、新築着工数自体も減少している中で、床面積も同じように減少傾向にあることが分かります。
前述のとおり単身世帯や子なし世帯の割合の増加や、さらには住宅価格の高騰の影響も相まって、広さよりもコンパクトかつ機能的な住まいが求められているようです。
※出典:建築着工統計調査報告 令和7年1月分「新設住宅着工・利用関係別戸数,床面積」
コンパクト住宅の需要が増加
「コンパクト住宅」とは、一般的な住宅に比べて延床面積が小さい住宅のことを指します。建築上の明確な定義はありませんが、およそ延床面積が30坪未満の住宅がコンパクト住宅と呼ばれることが多いです。
コンパクトだからといって生活する上で不便なことはなく、間取りに無駄がないことが特徴です。シンプルで過不足のない、限られた面積を最大限に活用する設計が注目されています。
水廻り設備をコンパクトに収めるという方法も
リビングとダイニングを一体化したオープンプランの採用や、可動式間仕切りを使った用途を変えられる空間づくりなど、コンパクトな住まいでも間取りや設計の工夫次第で、圧迫感をなくすことはできます。
その中でのひとつの提案として、水廻り設備をコンパクトに収めるという方法も有効です。最低限のサイズを確保した上で、キッチンや浴室空間を極力小さくすることで、実際の面積以上に部屋が広く感じられます。
コンパクト住宅におすすめな水廻りをご紹介
ナスラック
「リヴィエール」
間取りの小さい賃貸住宅でもぴったり収まる、コンパクトなサイズ感が自慢のシステムキッチン。
戸建住宅で人気の「アイランド型・ペニンシュラ型キッチン」の機能性とデザイン性は維持しながら、賃貸住宅でも設置可能なサイズに仕上がっています。
タカラスタンダード
「アピスカ」
アパートやマンション、二世帯住宅など、間口の狭いスペースに最適なコンパクトキッチン。
豊富なカラーと間口バリエーションがラインナップされています。間口120cm、150cm、165cm、180cmの小間口にも対応。
LIXIL
「ティオ」
小間口でも大活躍のペニンシュラタイプが登場。
スペース効率に優れ、90cmから210cmの9つの間口すべてでお選びいただけます。標準仕様に、耐久性に優れた「SUS304」ステンレス、LED照明やエコハンドル水栓などを採用。
タカラスタンダード
「ぴったりサイズシステムバス」
浴室スペースに合わせて、間口・奥行ともに2.5㎝刻みでサイズオーダーできます。
梁のある浴室でも、浴室の形状に合わせてぴったり合ったサイズでリフォームが可能です。業界最小クラスのサイズ1450×968㎜にも対応。
LIXIL
「bathtope」
一枚の布から作った、布製の浴槽です。
素材は柔らかい織物と防水フィルムの複層構造。湯をためると両側のエッジロープが張り、浴槽底面は床に接していて身体をしっかり支えるため、安定して入浴できます。使用しない時は簡単に折りたたんで収納可能。シャワー浴と浴槽浴を使い分ける、自由なお風呂をご提案します。
TOTO
「ネオレストRS」
やわらかなアールを描くウォシュレット一体形トイレ。
従来便器と比べて奥行きが約100mmもコンパクト。タンクのないすっきりとしたシルエットは、空間に広がりを生み出します。清潔を保つ自動機能付き。
LIXIL
「SATIS S」
コンパクトなサイズがトイレ空間に広がりをもたらす、スタイリッシュモデルのタンクレストイレ。
従来のトイレと比較して、奥行きは約140mmもコンパクト。0.4坪の空間でも、より広々と、より使いやすいトイレ空間にすることができます。
ご自身のライフスタイルに合わせて水廻り設備を見直すことで、よりシンプルで住みやすい空間を作ることができるかもしれません。今回ご紹介したものはどれも紅中で手配が可能なので、ぜひお問い合わせください!
また、コンパクト住宅においては持ち物の量に合わせて適切な位置に使いやすい収納をつくることや、移動の少ない効率的な動線計画を考えることなども重要になります。設計後に後悔しないよう、注意すべきポイントもチェックした上で検討してみてはいかがでしょうか。