ビジネスの種
2024.06.15 UP

オフィスづくりにおいて
照明が与える影響と効果

オフィスの照明と言えば蛍光灯が煌々と光っているイメージがあるかと思います。
なぜ蛍光灯が多く用いられているのか、、、照明の色と明るさが与える影響の違いは何なのか、、、
紅中社員にアンケートを取り、実際の声も集めてみました!

まずは”光”について基本的な情報を知っておきましょう。

光を構成する2つの要素

明るさ

単位は「ルーメン」で、大きくなればなるほど明るいです。光に照らされた空間の明るさは「照度」(単位は「ルクス」)と表されます。
1平方メートルの空間を1ルーメンの光で照らした場合、1ルクスの照度。
例)晴天の日の太陽10万ルクス、デパートの売り場1000ルクス、オフィス750~1500ルクス

単位「ケルビン」低いと黄色やオレンジの暖色系、高くなれば寒色系の色をしています。
例)ロウソク2000ケルビン、白熱電球3000ケルビン、白色蛍光灯4200ケルビン

”色”の違いと特徴とは

強い光は緊張感を与えるためオフィスに使用されることが多いです。
光が強いと脳に刺激を与え興奮させるため太陽光は脳を活性化させて集中力を高める効果があります。

電球色

白熱電球のようなあたたかみのあるオレンジ色で暖色系の照明は脳のリラックス効果あり、視覚刺激が少ないことが特徴です。
眠気を誘う作用がある脳内物質「メラトニン」という成分が分泌されるため、生体リズムを調整してくれるため、住宅に使用する際は寝室・ダイニングに向いています。また、飲食店に多く、食べ物をおいしそうに見せる効果もあります。

昼白色

自然な色で中間色です。他の色をまぜない太陽光に近いさわやかな光、クセが少なくどこにでも使用しやすいため住宅のリビングに使用するのがおすすめです。
自然光に近い発色のため、色の識別や判別がしやすいことからメイクをする際や洋服を選ぶ際に最適とも言われています。

昼光色

青白い色、文字をはっきり見せる特徴があり、空間全体クリアに見えて脳に刺激を与えることで集中力のアップにつながるため、書斎・勉強部屋に使用すると良いでしょう。
目に入る光の刺激が多く、色温度が高いため、高い位置から照らすのが効果的です。

紅中社員に聞いてみた

実際に紅中のオフィスで働く社員にオフィスに関するアンケートを実施しました。
「メインオフィスの照明はどの色がいいですか?(働きやすさで選んでください)」という質問をしたところ、過半数を超える社員が昼光色がいいと答えました。
昼光色はいわゆる蛍光灯のような光なので、やはり”働きやすい”という点では昼光色が良いということがわかりました。

紅中オフィスで比べてみた

電球色 | なんばオフィス

テントや芝生などを用いたオフィスになっていて、アウトドアやキャンプがテーマのオフィスです。そのため電球色の照明を使用し、落ち着いた空間を演出しています。

昼白色 | 京都オフィス

”京町家”がコンセプトの京都オフィス。全体的に家のような雰囲気を出すためにリビングで多く使われる昼白色の照明を使用しています。程よくリラックスしながら仕事ができる環境になっています。

昼光色 | 新大阪オフィス

オフィス全体的に明るい新大阪オフィスはTHEオフィスの雰囲気がある昼光色の照明を使用しています。画面やノートが見やすいため仕事に集中しやすいオフィスです。

こんな意見もありました

メインオフィスの現在の照明の明るさについて聞いたところおよそ7割の方が「ちょうどいい」と回答しました。また、「暗い」と回答した12人の内9人の方がなんばオフィスをメインにしていました。
アンケートの中では「暗く落ち着いた雰囲気ですがパソコンの画面を見続けるには、疲れてしまう暗さだと感じています。(なんばオフィス/20代女性営業職)」という意見が見られたためパソコン作業等の”仕事のしやすさ”という点では電球色は向いていないのかもしれません。
電球色のような優しい色合いの照明はリラックス効果があるため休憩室やコミュニケーションスペースに使用するのがおすすめです。またリラックスをすることで脳が柔軟になり発想力も上がります。

オンオフの使い分けにおすすめ

天井の照明はなかなか変えられない場合は、デスクライトやスポットライトなどで手元だけでの変化でも効果があります。
自分でオンオフ切り替えることができるため緊張感を持った作業なのか発想力が欲しい作業なのかの使い分けが可能です。

求める環境によってどのような照明が良いのかを考えることも快適なオフィス空間づくりには欠かせません。
人によって善し悪しの感じ方は違うので調光できるようなものを取り入れたり、エリア別に変えてみたりと様々な工夫が必要ですね。
改めて仕事がしやすい環境づくりを考えてみるのはいかがでしょうか。