オフィスワークは従来座って行うものという認識がありますが、座りっぱなしの状況だと腰や首、肩が痛くなってしまったという経験は少なくないかと思います。何日も座ったままのデスクワークが続くと肩こりがひどくなったり腰が痛くなったりして座っているのがしんどくなり、段々集中力が切れてしまうこともあります。
集中して作業するためにスタンディングワークを取り入れてみませんか?
スタンディングワークとは
スタンディングワークとはその名の通り「立った状態のまま仕事をする」」という意味です。多くの企業では椅子に座って仕事をするということが一般的とされていますが、近年ではスタンディングワークを取り入れる企業も少なくありません。
立って仕事をすることでどのようなメリットがあるのか。オフィスにはどのように取り入れたら良いのか。などなどスタンディングワークに関する情報をお届けします。
立って仕事をするメリット
肩こり・腰痛が解消される
肩こりや腰痛の原因のひとつは長時間座っていることで引き起る血行不良とも言われています。立って血流を良くすることで姿勢も良くなったり体の不調を減らすこともできます。
作業効率が上がる
常に立った状態でいることでちょっとした相談や作業もすぐに動くことができ、作業効率の向上につながります。また必然的に身の周りの整頓がされるところもポイントです。
気分転換になる
毎日長時間座って仕事をしているよりもたまに立って仕事をすることで気分転換になって集中力もアップする効果が見られます。
ちょうどいい高さは?
スタンディングワークをしたくてもどのくらいの高さのデスクを用意したらいいのか迷う方も多いと思います。スタンディングデスクを選ぶ際のポイントは「腕を垂直に下した状態から、手を机の天板に載せた時にヒジの内側の角度がおよそ90度」になるという点です。
身長が同じでも個人差があったり靴やスリッパなどの状況にも差が生まれるため購入の際には自分に合った高さを調べてみましょう。
自分に合った高さのデスクを使用しないと肩こりの原因になったり、逆に疲れやすくなる原因になったりするので注意しましょう。購入前にきちんと高さを測って選ぶか、昇降式のデスクを選ぶことをおすすめします。
実際に取り入れてみよう
フリーアドレス席の中にハイカウンターを取り入れることで、気分によって立って仕事をする場所を選ぶことができます。ハイタイプのカウンターチェアに座り、目線を高く働いたり、スタンディングのまま作業したり、コーヒータイムに社員同士で会話したりと使い方は様々です。
コワークスペース | 紅中新大阪オフィス
一人での作業を集中して行いたい時にぴったりのスペース。窓にデスクワークの合間にも外を眺めたり、窓から入ってくる光を浴びてリフレッシュができるスペースです。
フリーアドレス席 | ネクストアイ様オフィス
フリーアドレス席のスペースにハイカウンターを取り入れることで、コーヒーを飲みながらのちょっとした雑談や短時間のコミュニケーションが取りやすくなります。
「フリーアドレスオフィスではないのでハイカウンターを取り入れるのは難しい」と感じる方には昇降式のデスクがおすすめです。個人デスクを昇降式のものに変えるだけで好きな時に好きな高さで仕事ができる選択肢が増えます。
スタンディングワークを取り入れることで社員の心にも健康にも良いオフィスづくりを考えてみませんか。
快適な仕事空間づくりを目指してフリーアドレスオフィスのレイアウトや働き方のヒントにしてみてください!