それ、できますよ
2023.06.21 UP

ものづくりを通して
つなぐオフィス
【JBCCホールディングス】

JBCCホールディングス様の東京八重洲本社にお邪魔して取材をさせていただきました!
今回はファシリティ推進担当の草地様にお話をお伺いしました。

紅中が関わった造作家具や什器については担当のHさんが解説をお届け!

前回記事

まずは御社が考える新しい働き方のコンセプト「Tsunag(つなぐ)」について教えてください。

草地:リモートワークが定着してきた今、リアルオフィスに行く意味をまずは考えて、社員を対象に「今後のオフィスになにを求めますか」と調査しました。すると、「コミュニケーションを取りたい」という意見が半数近く出てきたんです。

そこから、今までオフィス移転に携わったことがない様々な部署から集められたプロジェクトメンバーで「こんな会社で働きたい」と思ってもらえるようなオフィスづくりを考えました。

Tsunagのロゴ(ページ下部写真参照)は「赤:仲間 緑:お客様 青:未来」をつなぐイメージをモチーフとしました。”お客様と共に新しいステージに向けて成長していく”という想いが込められています。

 

VENICHU MAGAZINE編集者(以降VM)が気になったポイントを3つに厳選してお届けします。

コミュニケーションを増加させる工夫

オープンで広々とした空間づくり

紅中と”つながって”感じたこと

VM POINT1
オフィス内のゾーニングの工夫ひとつでコミュニケーションの増加を実現!

VM:コミュニケーションを増やすために工夫した点はどこですか。

草地マグネットスペース(自然と人が集まってくる場所)を設けることですね。
ごみ箱やコピー機ってオフィスにいると大抵の人が使用すると思うんですが、その場所をいくつも設けるのではなく、広いオフィスの中に一か所ずつにしました。そうすると必然的に人が集まる場所になるので雑談を含めた社員同士のコミュニケーションが増えましたね。

普段仕事中には会話をすることのない社員同士でも1日に1回その場所に行くことで「久しぶり~」「今どんな仕事してるの?」「ちょっとお茶飲みながら話そうよ」って誰かとコミュニケーションを取ることができるんです。それって素敵な事ですよね。

 

\ 紅中が それ、できますよ

担当したHさんにポイントや裏話等を聞いてみました!

パントリー

・ごみ箱を囲うBOX
「木を使って周りの家具との統一感を考えました。家具の製作とは関係ないですが、燃えるごみをどこに持ってくるかなど社員の使い勝手もすごく考えられた配置になっているところもポイントです!」

ロッカー

・エンドパネル
「無機質の物を隠したいというご要望は私としても新たな挑戦のひとつでもありました。木質の物を使用するだけでこんなに雰囲気が変わるんだと感じたので今後も提案していきたいですね。」

カフェスペース

・ネオンサイン
「サイン工事は今回が初めての挑戦でした。ご縁があって協力していただける会社さんと繋がることができたので今後も挑戦していきたいです。」

・カフェカウンター
「オフィス内でのカフェカウンターの造作は今までなかったので、雰囲気に馴染むように工夫しました。」

草地:ごみ箱やロッカーのようなオフィスに必要なものって武骨でシンプルなデザインのものが多いですよね。これ(上記写真参照)も元々よくある無機質なものだったんですが、「隠したい!」という要望を紅中さんにお伝えして作っていただきました。

木を使うことによる見た目の統一感とリラックス効果も狙いで、雰囲気の良い空間に仕上がったので私的には大満足です!(笑)

VM POINT2
オープンで広々としたオフィス空間

VM:入口から入って見渡す限り仕切りが少ないオープンな空間が印象的ですね

草地:そうなんです!壁とか仕切りとかパーティションを取っ払ってオープンなオフィスにしました。仕切りが無いことで全体を見渡すことができますし、コミュニケーションも取りやすくなると考えています。

オフィスを可変式で使いやすくしたかったので、置いてある机や椅子も組み合わせを変えることができるものであったり、動かしやすいように軽いものにしてください!とお願いしました。

VM:ワークスペースでの草地さんのお気に入りの場所はどこでしょうか。

草地:真ん中の大きなテーブルがお気に入りです。机の幅が大きいので広々と使えますし、緑もあってリフレッシュもできます。結構人気の席なので埋まっていることが多いですね(笑)

 

\ 紅中が それ、できますよ

打ち合わせスペース

・もんじゅ(3人掛けテーブル)
「動かしやすい様なテーブルにしてほしいとの要望だったので、ツキ板の手掛けを付けましょうと提案しました。実際に何度も試行錯誤して持ちやすい手掛けの高さとすっきりした邪魔にならない形を完成させていきました。」

コミュニケーションエリア

・植栽テーブル
「広いオフィス空間ならではの大きさのテーブルだと思います。机の幅やプランターの深さも実はすごく考えられていて働く人が心地よい環境になるよう努めました。」

VM POINT3
紅中との”つながり”

草地:今回担当していただいたHさんには大変感謝しています。何をお願いしても嫌な顔ひとつせず真摯に対応してくださいました。「こういう感じがいい」というようなニュアンスのみの要望もしっかり形にしていただいてありがとうございました!

VM:什器や造作家具についてイメージしていたものはどれくらい形になりましたか。

草地:私は素人で設計図を見ても私達にはサイズ感も全然わからなくてまずはメジャーを購入する事から始めました。

それで実際にサイズ感を見て「どれくらいかな?これでは大きすぎるのでは?」と進めていきました。イメージ通りになっていなかったら直していただいていたので、最終的には全てイメージしていたものにはなりましたね(笑)

Tsunagオブジェに関しては担当のHさんが画像をコピーして実寸大で想像できるものを用意してくださったので、「ここにこの大きさのものを置いたらちょっと大きいよね。」と現場でリアルな想像をすることができました。
他のサインに関しても完成するまでに何度もサイズ違いのものを用意していただいて、良いと思えるものに仕上げていきました。

 

\ 紅中が それ、できますよ

「私もサイン工事は初挑戦だったので図面だけの大きさでは伝えきれないかもと思い実寸大の想像できるものを持っていきました。打合せをするたびに何パターンかの大きさのものを用意して、その場で実際に見ていただきました。そうすることで図面と出来上がったもののギャップを減らすことができたのではと思っています。」

草地:現場に来ていただいた回数も多かったですね。少し来てほしいという声にも対応していただいたので。小上がりの机の高さや上部の照明も現場に来て微調整をしてくれました。
紅中さんには本当にとことん付き合って頂いて感謝しています。
什器や家具を納めたら終了。って訳ではなく、移転が完了した後も他の什器の相談をさせて頂いたり、紅中の社員さんがオフィス見学に来てくださったりとその後の”つながり”も大事にしてくださっていると実感しています。

VM:ありがとうございます。そうおっしゃっていただけて嬉しいです。
コンセプトでもある”「仲間・お客様・未来」と繋がる”は「コミュニケーションで笑顔に・オフィス見学に・今後の新しいお仕事に」繋がっているんですね。

コミュニケーションエリア

・小上がり
「ここのスペースにこんな感じの小上がりを作りたい!というざっくりとした要望を頂いて、ではこんな板材はどうですかねとサンプルを持って行ったりして作り上げていきました。現場では照明と柱のラインを実際に見て決めたり、高さを微調節したりと最終的にとても良いものに仕上がったと思います。」

オフィス見学

2023年卒の新人研修のプログラムのひとつとしてオフィスにお邪魔させていただきました!

今回のJBCCホールディングス様の移転プロジェクトに関わらせていただき新たな挑戦や新たなつながりができて紅中としても大変貴重な経験となりました。

「こんなものってできる?」「○○みたいな空間にしたい」
皆さまのお困りごとを是非一度紅中にご相談ください!

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