今回の舞台
JBCCホールディングス様 本社(東京・八重洲)
テクノロジーを利用して、企業のDX化を推進する事業を行っているJBCCホールディングス様は、2023年2月に東京ミッドタウン八重洲に本社を移転されました。
"Tsunag(つなぐ)"をコンセプトとしたオフィスづくりの中で、紅中はオフィス内の内装工事や家具・什器の製作、照明・サインやカーテンの設置まで関わらせていただきました。
今回お話を伺ったのは…
第四営業部 Hさん
普段は関東圏で、店舗やオフィス、病院・施設などをメインに、什器や家具づくりをしています。
今回のJBCCホールディングス様のオフィスづくりでは今まで経験してこなかった新しい取り組みが多くあったそうで、面白いお話をたくさん伺うことが出来ました!
VENICHU MAGAZINE編集部(以下、VM):今回のJBCCホールディングス様のオフィスづくりでは紅中として新しく行った取り組みがあったそうですが、どのようなことを新たに取り組んだんですか?
Hさん:今回は「C工事」という、内装工事や家具・什器の製作、照明や什器の設置をさせていただいたんですが、そもそも紅中としてここまでの規模を元請けとして携わることが初めてでした。
今まで店舗や施設の造作家具や什器を作って設置する経験はたくさんあるんですが、今回のJBCCホールディングス様のオフィスでは照明やカーテン、サイン工事などの施工は初めて取り組みました。
サイン工事
VM:今回のJBCCホールディングス様のオフィスづくりでHさん的に“一番力を入れた”と思う箇所はどこですか?
Hさん:「ゼロから紅中としてモノを作り上げた」と思うものは、“Tsunag(つなぐ)”のロゴのオブジェが一番かなと思いますね。他の造作家具とかサインとかはある程度基本設計が決められていたんですが、この“Tsunag(つなぐ)”のロゴのオブジェだけは紅中がメインで作り上げたので、今回のオフィスづくりの中でも誇れる部分だと思います。
オブジェを作るために個別の打ち合わせもたくさんさせていただきました。
VM:“Tsunag(つなぐ)”のロゴのオブジェを製作するまでの過程を教えてください。
Hさん:まず、JBCCホールディングス様から「ロゴを立体のオブジェにしたい」という風に伺って、最初にいただいたイメージならば紅中で作れる想像ができたのでお引き受けしました。でも、そのあと打ち合わせを重ねていく中で形が変わっていって、仙台の営業事務の方にロゴの3Dデータを起こしてもらったりしました。
Hさん:打ち合わせを重ねていく中でどんどん形が変わっていったんですが、①のイメージから②のイメージに仕様が変わっていくときに、「これ、ほんとにできるかな?」って少し不安になったんですよ。
VM:不安になったのはなぜですか?
Hさん:それは、今までこのようなオブジェを作った経験がなかったからですね。①の案であれば今までの経験上、木で作る想像がついたんですけど、②の案だと木製では作れないなと。
なので、色々探して、加工先さんにも相談していったら「できる」と言ってくれる会社がいらっしゃったので、作り上げることが出来ました。この出会いがなかったら、“Tsunag(つなぐ)”のロゴのオブジェは完成しなかったかもしれませんね(笑)
VM:その会社さんとはどのようにして知り合ったんですか?
Hさん:もともと紅中と取引のある会社さんだったんです。その会社さんに「こんなのできませんか?」って聞いてみたら「できるよ。」と言っていただいたので依頼したというような流れです。
VM:人脈のおかげで完成までたどり着いたんですね。
Hさん:それがすべてですね。ただ、私だけの人脈ではなくて「紅中」としての人脈ですね。社外だけでなく、紅中の社員の方々にも協力してもらいました。北は仙台から、南は九州まで幅広いオフィスの方に色々と力をお借りしました。そのあたりを考えると、今回の“Tsunag(つなぐ)”のロゴのオブジェは紅中じゃないと出来なかったかもしれないと思います。
VM:今回のJBCCホールディングス様のオフィスづくりを通して達成感を感じた瞬間や、楽しいと感じたことがあったら教えてください。
Hさん:楽しいと感じ始めたのは、実際に納品が始まってから、形が見えてくると「楽しいなぁ」と感じましたね。特に小上がりの部分は出来上がっていくのを毎日見ているのが楽しかったです。
サイン工事やカーテン工事の部分も、初めてだったこともあって図面から完成を想像しにくかったので、「こうなるんだ」と驚きでした。
JBCCホールディングス様の皆さんが「これがよかった、あれがよかった」と、すごくフィードバックしてくださったので、それも達成感に繋がっていると思います。
最後の竣工検査の時にJBCCホールディングス様側のタスクチームの方が「やっと終わった~」と涙していて、その瞬間に「期待に応えられてよかったな」とうれしくなりました。
VM:今回JBCCホールディングス様のオフィスづくりの経験を基に、今後やってみたい仕事やどんなお客様と関わっていきたいかを教えてください。
Hさん:オフィスづくりはもう一度挑戦したいですね。今回力を入れたオブジェやサインも色々な場面で提案していきたいと思っています。
JBグループ様のオフィスづくりを通してお知り合いになった多くの会社様とは今後とも様々な仕事を通して繋がっていきたいですね。
VM:今回は貴重なお話をありがとうございました!
Hさん:ありがとうございました。
オフィスづくりで繋がる
紅中は様々な会社様と協力して、様々なオフィスづくりをしています。
今回の記事内に書かれているオフィス内の家具の製作、什器・照明などの設置以外にも、オフィスデザイン・オフィス全体の施工まで承っております。
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