給湯省エネ事業とは?
家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とした経済産業省の事業です。
※基本的に「こどもエコすまい支援事業」との併用はできません。
補助対象
ヒートポンプ給湯器
(エコキュート)
(三菱電機 Pシリーズ)
ハイブリッド給湯器
(ノーリツ ユコアHYBRID)
家庭用燃料電池
(エネファーム)
(Panasonic FC-70LR13)
3つの違いは?
ヒートポンプ給湯器(エコキュート)とは?
エコキュートは再生可能エネルギーを活用した給湯器です。
仕組みは、大気中の熱が図の左のヒートポンプユニット内に取り込まれます。ヒートポンプユニット内で集められた熱は圧縮され高温になり、その熱を利用してお湯を沸かすのがエコキュートです。
ハイブリッド給湯器とは?
基本的なお湯の沸かし方はエコキュートと似ていますが、1つ違うのがガス給湯器が付いている点。基本的にはお湯をエコキュートと同じ仕組みで沸かしますが、足りない場合や大量に使うとき、暖房を使うときなどはガスの力を使います。
二つの熱源を効率的に用いることで、高効率な給湯ができるのがハイブリッド給湯器です。
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家庭用燃料電池(エネファーム)とは?
エネファームは上記2つとは少し違い、都市ガスやLPガスなどから水素を作り、その水素と空気中の酸素の化学反応により発電します。発電の際に発生する熱を利用してお湯を沸かします。エネルギーを無駄にせず直接利用するので高い発電効率が得られます。
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こどもエコすまい支援事業とどっちがお得?
子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした国土交通省の事業であるこどもエコ住宅支援事業と、給湯省エネ事業ではどちらの方がお得なのでしょうか?
こどもエコすまい支援
ヒートポンプ給湯器
(エコキュート)
こどもエコすまい支援事業
27,000円/戸
給湯省エネ事業
50,000円/台
ハイブリッド給湯器
こどもエコすまい支援事業
27,000円/戸
給湯省エネ事業
50,000円/台
家庭用燃料電池
(エネファーム)
こどもエコすまい支援事業
27,000円/戸
給湯省エネ事業
150,000円/台
給湯省エネ事業を使った方がお得!
リフォームの場合、こどもエコすまい支援事業よりも給湯省エネ事業を活用した方が補助金額が大きくなります。
お得に給湯器を手に入れるなら、給湯省エネ事業を活用してみてください。