エアコンの中ってどうして汚れるの? エアコンの中が汚れる原因は主に2つ。その2つについて簡単に説明します。
空気中の汚れ
まず1つ目は室内の空気中の汚れです。
冷房を使う際にエアコンはホコリや油汚れなどを含んだ室内の暖かい空気を吸い込み、エアコンの中で冷たい風に変えて外に排出しています。一緒に吸い込んだホコリや油汚れはエアコン内部のフィルターにくっつき汚れの原因となります。
カビ
2つ目はカビです。
冷房を使う際にエアコンの中では結露が起こり、エアコンの中の湿度が高くなります。そしてそのままエアコンを止めてしまうとエアコンの中の温度が上がり、エアコン内が高温多湿のカビが増えるのに最適な環境になってしまいます。
冬が来る前にエアコンを掃除した方がいい理由とは?
健康のため
夏の間にエアコンを使って掃除をせずにそのままにしてしまうと、エアコンの中にカビが繁殖してしまします。そのまま冬に暖房を使ってしまうと、エアコンの中に繁殖したカビ菌が暖房の風に乗って部屋中に広がることになります。風に乗ったカビ菌は喘息やアレルギーの原因になり、健康に害を及ぼす可能性が指摘されています。
節電のため
エアコンのフィルターが汚れていると目詰まりなどが起こりエアコンに負荷がかかり、消費電力が増え続けてしまいます。定期的にエアコン掃除をすることで消費電力が増える原因となるホコリや汚れがなくなり、掃除しなかった場合と比べて、設置してから2年目の消費電力が50%削減できるとの結果も出ています。
普段からできるエアコン掃除
フィルターの掃除
エアコンのフィルターはほこりや汚れが一番溜まりやすい部分。フィルターのお掃除は2週間に一回が理想的です。表面のホコリを掃除機で吸い取ってから優しく水洗いしましょう。
吹き出し口の掃除
吹き出し口のあたりは目につきやすいので気になる方も多いはず。雑巾などで水拭きした後に消毒用アルコールで拭き上げしましょう。吹き出し口の羽の部分は壊れやすいので取り外しての掃除はプロにお願いした方がベターです。
ダストボックスの掃除
お掃除機能が付いているエアコンをお使いの方は絶対にやるべきなのがダストボックスの掃除。ダストボックスがホコリでいっぱいだとお掃除機能が働きにくくなる可能性があります。
それ以外の部分はプロにお願いした方が◎
上記以外の熱交換機やファン、ドレンパンの掃除は故障の原因になるため自分で行うのではなく空調のプロにお願いした方が安心です。エアコン内部のお掃除の理想的な頻度は空間の環境によって違います。リビングなどのキッチンに近い空間やこどもやペットがいる家庭では1年1回程度が推奨されています。
それでもできるだけ自分でやりたい人向けのエアコンをご紹介
三菱電機 霧ヶ峰 Zシリーズ
霧ヶ峰シリーズの中でも一番お掃除のしやすさに特化したシリーズ。
霧ヶ峰だけの「外せるボディ」はフィルターだけでなく吹き出し口のパーツなどの色々なパーツを開いたり外したりすることができるので、手が届きにくい部分まで簡単にお掃除できます!