商品と価値
2023.01.26 UP

キッチンの見えない所も
キレイに保ちたい
▷キッチンキャビネット

みんなが気になるキッチンのポイント

キッチンを選ぶときのポイントは?アンケート結果

清掃性の高いキッチンが人気

今発売されている大体のキッチンには掃除がしやすいポイントが多く挙げられています。
紅中公式インスタグラムのフォロワー様に向けて「キッチンを選ぶときのポイントは?」というアンケートを行ったところ、「掃除がしやすい」と答えた方が53%と半数を超えました。毎日使用するキッチンが汚れてしまうのは仕方がないので掃除を簡単にできるような機能が欲しいという方が多いようです。

どこの汚れが気になる?

キッチンを使用する際に汚れるところは一番面積の広い天板、洗い物をする際に汚れるシンク、料理をすると油汚れが付くコンロ、、、など多くの場所が挙げられます。
ですが、実は他にも目には見えていなくても汚れている場所があるんです!
それは、キャビネットの中!!キッチンは水や油が頻繁に使用される場所です。そのため浮遊した汚れが棚を開け閉めする際に入り込んでしまうのが原因のひとつと考えられています。

日本の気候環境にも大きな原因が

キッチンキャビネットの汚れや老朽化の原因はキッチンで料理することだけではありません!
日本の気候は高温多湿であるため、常に湿気が多い環境下にあります。
最近の家は調湿環境も整っているのでキッチンの湿気も気にならない方も増えているかもしれませんが、既存のキッチンキャビネットの多くは木製なのでどうしても湿気に弱くカビが生えてしまうこともあります。
また最近は木製キャビネットの加工技術も上がってきていたり、水に強い素材が出てきたりと水や汚れに強いキッチンが多く見られるようになりました。

キレイを保つための素材

水に強い、汚れにくい素材は何なのか。紅中が気になる素材についてご紹介します。

ホーロー
ステンレス

ホーロー
タカラスタンダード株式会社のまるごとホーローキャビネットのご紹介

まるごとホーローキャビネット | タカラスタンダード

引出しに入れていた瓶の中身が垂れていて引出しの中に汚れがこびりついていた経験はありませんか?
タカラスタンダードのホーローキャビネットならそんな汚れも濡らした布巾で拭き取ることができるのでお手入れがラクラクです。
キャビネットの扉や外側、内側、底板、背面すべてがホーロー製だから丈夫で長持ちです。また水に強いので扉が湿気や経年劣化で、めくれたり、はげたりする心配もありません。

どんな素材?

ホーローとは金属とガラス質が結合した素材です。
ガラスは水や熱、臭いに強いですが、割れやすい素材です。その割れやすいというデメリットを克服した素材、割れにくいガラスが「ホーロー」です。

高品位ホーロー

ホーローといえば鍋にも使用されることがありますが、鋼板にデコボコを付けてガラス質との密着力を上げたタカラスタンダードの高品位ホーローは鍋の素材より丈夫さは段違いです。

傷がつきにくい

高品位ホーローはモース硬度で最高値6という、他の住宅設備素材よりはるかに優れた硬度をもっています。そのため、刃物でも傷が付きにくくなっています。また欠けやすいイメージがつきやすいホーローですが、タカラスタンダードのホーローは凹んでも剥離しにくい商品です。
※鋭利なもので傷つけるとガラス質も薄利して下地が見える恐れがあります

お手入れラクラク

洗剤や調味料が付着してしまっても変色・変質の心配はありません。油性の汚れも染み込まないのでキッチン周りの汚れに強い素材です。表面がガラス質のため、カビや腐食に強く、水拭きでサッときれいに拭き取ることができるのでお手入れラクラクです。

ちょこっと豆知識

モース硬度ってなに?

モース硬度とは、主に「鉱物に対する硬さの尺度」の1つです。硬さの尺度として、一番軟らかい「1」から一番硬い「10」までの10段階に分けてそれぞれの段階に対応する標準の鉱物が設定されています。硬さの基準は「鉱物同士でひっかいたときに傷が付くか」であり、傷ついた方がモース硬度は低いとされます。「たたいて壊れるかどうか」の堅牢さではありません。
主に宝石の硬度を示す際に使用されます。例えば硬い宝石で有名なダイヤモンドはモース硬度10と言われています。

ステンレス
クリナップ株式会社のステンレスエコキャビネットのご紹介

ステンレスエコキャビネット | クリナップ

湿気や水気によって気づかない間にカビや臭いが付いちゃうことありますよね。
ステンレスエコキャビネットは骨組みそのものをステンレスで作り上げており、カビ、錆び、臭いを寄せ付けない構造です。
細かいところまで衛生面やお手入れのことを考えられたキャビネットです。

どんな素材?

ステンレスは、鉄にクロムなどの金属を混ぜ合わせた合金です。鉄だけでは腐食してしまいますが、ステンレスに含まれているクロムが空気中の酸素と結びつくことによって塗装などをしなくてもサビにくい金属になります。サビにくくしている表面の被膜が、表面に傷がついても自然に再生するのでステンレスは耐久性が高い素材として評価されています。

水周りにうってつけ

水や熱にも強いですが、汚れ、カビ、臭いが付きにくいのも特徴です。引出しの中で付いてしまった汚れも水拭きで簡単に拭き取ることができるので常に清潔に保つことができます。そのため、ステンレスは毎日水を使うキッチンにはうってつけの素材です。

環境にやさしい

クリナップのキッチンシリーズ「ステディア」に新登場した耐食性・加工性に優れた新ステンレス素材「NSSCF W1」は環境にやさしい素材です。古くから食器などに使われていたスズを微量加え、レアメタル含有量を約46%削減した新素材が採用されたキャビネットは分別しやすい構造になっていることでリサイクルの推進を目指しています。

今回はキッチンキャビネットをキレイに保つ素材「ホーロー」と「ステンレス」についてご紹介しました。
従来の木製キャビネットとは違うメリットが多く見られ、キッチンでのお悩みを解決するヒントになれば幸いです。
今回ご紹介した二つのメーカー商品に関してのお問い合わせもお待ちしております。