想いがこもった色
企業ロゴや、封筒、紙袋など会社のものには必ずと言っていいほど、コーポレートカラーが使用されていますが、皆さんは色の意味を想像したことはありますか?当たり前のように受け入れている各企業のコーポレートカラーにも、ひとつひとつきちんと想いが込められています。
今回は株式会社紅中および、グループ会社である株式会社アラセ、株式会社サンビルドの3社のコーポレートカラーの由来についてご紹介します。
株式会社 紅中 ≪紅茜色≫
赤色には、情熱や活気、温かみというイメージがあります。 「茜色」の茜という文字は、アカネ科の多年生つる性植物の名前から来ています。
そして、「茜」という漢字の「西」は「分散している(籠の網目をモチーフにした文字)」様子を表し、それに草冠がつくことで、「根が分散している植物」という意味になります。
紅中という会社が各個人の意思が分散しながらしっかりと根を張り、同じ意識と目標を持って地上に向かっていくという想いが込められています。
株式会社 アラセ ≪露草色≫
アラセは、主張しすぎず、表面的には見えない存在に変わっていく下地材用合板を製造することで、お客様の商品づくりのお手伝いができる会社です。
そこから「変わっていく」という意味を持つ「うつろう」にかかる枕詞である露草を連想して露草色になりました。
また、ツユクサの花言葉である「懐かしい関係」にかけて、昔から身近にあるような親しみを持っていただける会社であり続けたいという想いが込められています。
株式会社 サンビルド ≪若草色≫
サンビルドにはサン(太陽)ビルド(建てる)という社名の由来があり、広く張った根から、太陽を浴びた若草が育っていく様子を連想して若草色になりました。
この「広く張った根」は紅中の“紅茜色”の由来に基づいています。
緑色には「どの色ともバランス良く調和する」というイメージがあります。また、色名の「若」には「新鮮な」「未熟な」という意味が含まれており、関わる全ての皆様と調和しながら成長し続けたいという想いが込められています。
コーポレートカラーの由来は普段気にならないポイントなのかもしれません。
ですが、この機会にコーポレートカラーに込められた意味を知っていただいてより深く紅中グループのことを知っていただけると光栄です。