ビジネスの種
2022.03.01 UP

毎日使いたくなる
キッチンの選び方

何に重きを置くかがお気に入りに出会えるコツ

毎日の暮らしで欠かせないキッチンスペース。
20年、30年使い続けるものだからこそ、最初に選ぶときはこだわりを持って決めたい。妥協はしたくない。という方がたくさんいると思います。
ですが、最近はひとことにキッチンと言っても様々で、一つのメーカーの中だけでもデザインや素材の種類、グレードなどの選択肢が多くなってきており、どれが求めるものに当てはまるのかがわからなくなってしまいがちです。
そこで、様々なメーカー様の商品を扱ってきた紅中ならではの目線でキッチン選びのポイントをご紹介していきたいと思います。

押さえておきたい3つのポイント

使いやすさ

家事をするうえで重要になってくるのは、使い勝手の良さですよね。時短や作業効率のアップはとても大切なポイントです。

要望に沿った天板

キッチンのメインポイントとなる天板。
素材や色など選択肢が多くいちばん迷うポイントですが、きちんと知ればきっとお気に入りが見つかります。

レイアウトとデザイン性

まずは全体像のイメージを想像することも大事!
広さや形、それぞれの大きさ、デザインなど大体の理想のレイアウトをあらかじめ考えておくことで一気に具体的なものに近づきます。

「使いやすさ」とは使い手への思いやり

作業しやすいワークトップ

キッチンのワークトップの高さを選べることはご存じでしょうか。
作業しやすい高さの目安は
「身長÷2+5cm」
だといわれています。
身体に合っていない高さでの作業は疲労の原因ともなります。実物を見る際に実際に立ってみて高さを感じることも長く使用できるミソですね。

吊戸棚の高さ

ご自宅の天井高、窓の広さ、使用されるご家族の身長、収納の希望容量など吊戸棚を選ぶ際の条件は様々あります。メーカーによって高さや仕様が異なりますが、使用したい際にだけ引き出せるハンドムーブ機能や、低身長の方でも台を使わずに物が取り出せる昇降棚などニーズに合った戸棚を選ぶことができます。

「天板」の決め手は見た目だけじゃない

素材のメリット・デメリットを知っておこう

天板はキッチンで作業する上で一番使用され、目につくところ。好きな色にしたいし、お洒落に見せたいし、お部屋との統一感も欲しい、、、
様々な要望に応えれるのはどんな天板なのか。
実は素材によってメリット・デメリットがあるんです。要望に沿ったものを選ぼうと良いところばかりに目がいきがちですが、きちんとデメリットも理解しておくことも長く使う上では重要なポイントとなりますね。

素材の種類は様々

キッチン天板/人工大理石

人工大理石

耐水性、耐汚性に優れていて、汚れも落ちやすい素材です。
天然大理石によく似た風合いが出せるため、落ち着いた雰囲気に!
メーカーによって色や柄のバリエーションが豊富ですが、価格帯の違いがあるので選ぶ際は要チェックです。

キッチン天板/ステンレス

ステンレス

耐久性、耐熱性に優れています。
サビにくく傷が付きにくい上に、においも付きにくいのでお手入れがラクです。
無機質な印象になるので、お部屋の雰囲気との合わせ方が重要ですね!

キッチン天板/セラミック

セラミック

見た目に高級感があり、耐久性に優れています。
金属よりも高度が高く傷が付きにくい素材です。表面の肌触りも独特で色のバリエーションも豊富にあります。
他の素材と比べて高価なものもあるのでしっかり比較検討しましょう!

天板素材は他にも色々

とびっきりの「好き」を盛り込みたい

キッチンのワークトライアングル

広さも動線確保もレイアウトが大事

利便性の高い動線を確保するためには「冷蔵庫・コンロ・シンク」の3カ所を結んだ三角形、「ワークトライアングル」を意識することがコツです。一般的に目安として三角形の3辺の総和が、「360cm以上600cm以内」に収まれば適切とされています。
ワークトライアングルを考えるにあたって、一人で利用するのか、家族で利用するのか、利き手がどちらなのか、などの要素を考えることも必要です。
また、キッチンの形状をI型ではなく、L型やU型にするなどレイアウトを変えることもワークトライアングルを考えるために必要な要素になります。
実際に作業をする姿を想像してみるとわかりやすいかもしれませんね。

お気に入りのデザインを見つけよう

お部屋のイメージや雰囲気、高級感が欲しい!シンプルがいい!などデザインを決めるには様々な要望がでてきてしまいますよね。近年ではオープンキッチンやアイランドキッチンを取り入れられる方も増え、背面収納やリビングから直接見える前面の色などこだわりを持ちたいところがたくさん!
色や素材をリビングの雰囲気と統一したり、ちょっと雰囲気を変えてアクセントにしたりと様々なコーディネート案を想像してみましょう。

一緒に考えませんか?

紅中のプロならではのポイントはいかがでしたでしょうか。
新築、リフォーム、どの際でもまずは自分の理想を想像して、そこから優先順位を決めて具体化していくことがコツです。

こだわりの詰まった毎日使いたくなるキッチン選びの参考になれば幸いです。
キッチンに関するお問い合わせもお待ちしております。