やませみが示す木材(SSD材)の近未来

2018/01/29

 

住宅建材でもありますSSD材を取扱わせていただいている弊社では

 

木材の関係で多くの場所に出張いたします

 

 

本日は昨年3月から運行が開始されました

 

やませみ号につきましてのお話となります

 

 

木材を使用する場合に、どのような質の木材をどの程度

 

どのようなデザインで使用すれば最適なのでしょうか

 

 

やませみ号の室内は

 

このような思考をいきなり吹き飛ばしていきます

 

 

 

 

隣の座席の模様が異なります

 

 

木材はヒノキが多く使われています

 

とのアナウンスが流れますが

 

 

肱置きの木材の茶系統は緑系統の座席と良いバランスです

 

形も良いですね

 

 

 

 

照明も側壁、座席取手も木材です

 

上品な色合いになっています

 

 

 

床はスギですが、この葉節があって

 

レトロなデザインが郷愁を誘います

 

 

 

 

座席のファブリックは細かな模様が複合して作られていて

 

複数色の木材と素晴らしくマッチしています

 

 

この微細な色使いといい、形の調和といい

 

このデザイナーはただものではありません

 

 

 

 

はめ込みガラスにはやませみの姿が

 

 

淡い色の木材と合わさり

 

独特の清潔感が溢れます

 

 

 

 

 

となりの座席のデザインは

 

これまた色違いの複合デザイン

 

 

よくこのデザインに至られましたね

 

 

これは列車というよりはもはや貴賓室の仕様なのですが

 

 

特急でもありますので

 

 

 

間違いなく球磨川沿いを走っていくのでありました

 

 

都市部で建築物への木材の利用はどうするのか

 

どのようにして付加価値を高めれば良いのか

 

関係者が集まり議論を進めようとしている中で

 

 

特急やませみは

 

ありえないファブリックと白く輝くガラスと

 

林冠を思い出す天井部と

 

名脇役に徹したヒノキと球磨杉と

 

乗客の多くの想いを乗せて

 

 

日本の三大渓流脇を駆け抜けるのでありました

 

 

 

最近の特急って、怖い

 

 

 

 

SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

 

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