住宅建材でもありますSSD材を取り扱わせていただいております弊社にも
7月31日の盛夏、ヒートアイランド化現象が押し寄せておりまして
室内は適温に保たれておりますが
外気温は急上昇となっております
このため、急遽予定を変更し
弊社内倉庫にありますサンプル材のご紹介を続けさせていただきます
前回、フローリング材、杉無垢本実板(上小節)サンプル、厚さ30mmのご紹介をいたしましたので
今回は、同規格サンプル、厚さ15mmのご紹介です
距離はいずれも至近距離の約25cmから、端にあるものから順番に進めます
15×105×4,000のサンプル 一枚目の表面
一枚目の裏面
一枚目の断面
一枚目の断面(幅寸法入り)
一枚目の断面(厚さ寸法入り)
二枚目の表面
二枚目の裏面
薄板ですので、裏も表もあまり差がありません
そこでここからは表面のみで(三枚目)
四枚目
五枚目
以上で「節を探しました 第3節」を終ります
と申し上げたいところなのですが
ここまでご覧いただきました想像力に優れた皆様の眼前には
くっきりと画像が浮かばれておられますため、誠に恐縮ではございますが
毎回のご報告にタイムラグがあり、しかも短冊状でありますので
蛇足を承知で改めて整理させていただきますと
①SSD材は先に熱処理をして内部応力を緩和した特殊な材ですので
芯を含めない芯去り製材をいたしましても反りの少ない材となりますので
大径木の使用が可能となり、さらに材の歩留りが良くなりますので
現実的価格でSSD材製材品類をご提供できます上に
②芯を含める必要がないため
生育の早い球磨杉・球磨桧材のほぼ葉節しか見当たらない上小節材を
節のある材とあまり違わない単価でご提供でき
(もちろん球磨杉・桧材には通常の節もあり、
これらは節のある規格材として販売もさせていただいておりますが)
この結果、ほぼ通常のご予算として
住宅等にお使いいただきました場合
例えば、これまでご案内のログ材、フローリング材、羽目板や
さらに天井まで、このSSD球磨杉上小節を主体にお使いになられますと
大変な景観を呈するということになりますが
諸般の事情によりまして、これらの状況のご報告は
後日になりますことを、深くお詫び申し上げます。
SSDプロジェクトメンバー