SSD材の孔の中にあるものは

2017/07/14

住宅建材でもありますSSD材を取り扱わせていただいております弊社では

 

多くの種類のSSD材サンプルが保管されており、以前にその孔を探したことがありました

 

 

本日はこれに続きまして、これらの木材の孔の中には何があるのかを

 

しっかりと考えてみたいと思います

 

 

スギ材やヒノキ材の場合には

 

上部に向かって伸びるこの孔は仮道管と言われ

 

水分や栄養分が行き来している場所です

 

 

このため、これらの材を伐採した直後には

 

この孔の中にはかなり多くの水が含まれているのですが

 

スギ材が乾燥していくと、この孔の中の水がほぼなくなり

 

孔を構成する木材の繊維内の水だけとなり

 

このときの含水率は28~30%となっています

 

 

この水がなくなった孔の中には空気が入っています

 

 

そう言えば、昔授業で習いました

 

物質には熱を通しやすいものと通しにくいものがあり

 

気体は液体や固体より熱を通しにくく

 

気体である空気は当然熱を通しにくい

 

 

ということは、比重が小さな針葉樹の木材の中には空気がいっぱい

 

このために、木材自体は固体でありながら

 

内部にある気体の影響を受けて熱が通りにくくなっている

 

 

そうなんです

 

すなわち、木材は断熱性能が高い素材なんです

 

ですから省エネ住宅にぴったりの素材なんです

 

 

これから暑い夏、外壁にSSD球磨杉サーモサイディング材を使われますと

 

 

サーモ材なので屋外で、太陽光に照らされ、雨が当たりましても長期間使用できますし

 

断熱性能の高い木製ですので、建物に蓄熱しににくなり

 

さらに木材は表面に細かな凹凸がある上に、その表面温度が高くなりにくい素材ですので

 

 

 

つる性植物が付着盤等を付けやすくなり、その成長も良くなるため

 

さらに外壁温と室温が高くなりにくくなります

 

 

木材の壁とつる性植物ですと、こんな感じになり

 

 

 

 

夏の蔦はこんな様子ですが

 

 

秋になったらこうなります

 

 

店舗に使われますとお洒落な店になりますので

 

このような環境がお好きなお客様がお越しになられますが

 

通常の壁面緑化ほどの経費は必要ありません

 

 

 

是非、SSD球磨杉サーモ材を皆様の店舗・ご自宅などにお使いください

 

 

もろろん、こんな外装のある建物の内装の質感は言うまでもなく、

 

That’s just one side of your shop(home)!

 

 

SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

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