住宅建材でもありますSSD材(国産材、熊本県球磨材)を
取り扱わせていただいております弊社社員によります
木材でなければできなかった
本日はそんな思い出のお話となります
最近は木材と意匠を併せた商品も増えていて
目視だけでは判別が困難との声をお聞きいたしますが
それはあくまでも室内でのお話で
屋外ではそのようなことにはなりません
この屋根部も細かい木目が素敵な意匠となり
日本の建築物の思い出となります
店舗の入り口部ですが
特にサイディングの木質部は
広面積であっても複雑なトーンとなりやすく
商業施設として印象深くなりますね
池の中にいる鷺と
橋梁部にある木製デッキです
手摺は金属製ですが
デッキが有機物の木製ですので
生き物との親和性が高まり
違和感が少ない風景となります
自然に囲まれた公園の中で
円弧状に点在する木製ベンチ
ベンチがまだ新しく
太陽光のもと輝き
人を癒す風景に仕上がっています
広い空間は楽しいものです
公園には自然が溢れていて
それが木質空間で廻りを暗く切り取られることにより
中心部に明るく集まり
そして際立っています
一般的に通路は
その先の対象地に行くための過程ですが
この木製の道は
豊かで美しく
通行すること自体が目的にもなる
一種のおもてなしにすらなっています
木造建築物は
木材の経年劣化との戦いでもありますが
木質素材は庭の樹木に挑むものではなく
整えるものとなります
建築物であることが感じられにくいですね
木材は成長にかかる時間の経過を
その育みを濃密に私達に伝えてくれ
それこそが深い思い出につながるに
違いありません
球磨ウッド事業部 SSD(SSD材)プロジェクトメンバー