木材の質感とデザイン

2019/11/08

 

住宅建材でもありますSSD材(国産材、球磨材)を

 

取り扱わせていただいております弊社社員は

 

 

様々な木材をお見かけすることがありますが

 

その中には木材の質感を十分に活かしたものがありますので

 

 

本日はそのご紹介をいたします

 

 

 

 

 

昔から社寺仏閣は特に樹齢が高い

 

高品質な木材を使用されており

 

 

さらに伝統技術と高度なデザインが

 

美しく調和していますため

 

 

全体として感動的な仕上がりになっています

 

 

 

 

 

伝統建築物は長年の使用に耐える構造ではありますが

 

 

特に外気に触れる場所で変色などの変質が発生しますと

 

高級な木材の木目と相まって

 

重厚な寂び感を与えてくれます

 

 

 

 

 

我が国の明治の貨幣にも龍が見られますが

 

この龍も木材の色とよくマッチしています

 

しっかりと珠を握っています

 

 

この質の木材でないと

 

この充実感は表現できません

 

 

 

 

 

反対側の龍です

 

この木材も良いですね

 

 

シンメトリーになっていない処が

 

狛犬を連想させます

 

 

 

 

 

木製の椅子です

 

 

積層で成型されており、薄いにも関わらず

 

大きな強度があります

 

 

並んだ椅子の色の違いが

 

楽しく、個々の色合いも豊かです

 

 

 

 

 

まだ変色していない明るい木部と

 

屋外で変色していく木部

 

 

変色している木部の向こうに

 

明るい木部が透けて見えて

 

 

時間の移ろいと美しさを同時に味わえます

 

 

 

 

 

この円柱で挟まれた開口部の規則的なデザイン

 

空間が引き締まり、張り詰めた空気が漂います

 

 

 

 

 

木材は原木のときには、樹によって太陽光や雨水などから

 

しっかりと守られていました

 

 

それを中心部の木材だけで

 

懸命に耐える姿も美しいのですが

 

 

 

素晴らしい木材を室内で

 

 

長い間愛でるというのも

 

 

木材利用の醍醐味です

 

 

建築においても

 

戦後和風の洋風化が進みましたが

 

 

古き良き木製室内調度品などにも

 

尊敬の念を抱き続けていきたいものですね

 

 

 

 

球磨ウッド事業部 SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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