住宅建材でもありますSSD材(国産材、球磨材)を
取り扱わせていただいております弊社によりますブログ
今回はイケフェス(生きた建築ミュージアムフェスティバル)大阪2019
参加のご報告となります
今回は昨年と異なり、事前の申込みを行い
見事1つの建物を拝見でき
現代の建築物について改めて理解を深めたところですが
諸般の事情により、本日は別の建築物のご案内となります
入口から木材が使用されており
デザインも凝っていて、素晴らしい室内を予感させます
室内には年代ものの木製家具と
それらに調和したクッションなどが
さりげなく配されています
昭和の木材の時代感覚が美しく感じられます
反対側の椅子もレトロで美しく
良い空間を構成しています
二階に上がる緩やかな螺旋階段の手すりや
向こうに見える壁の装飾も非常に凝っています
こんなデザインは初めて拝見します
階段の踏板は木製であり
先端の段鼻の金属製のすべり止めが
木部を保護しながら
踏板とも調和しています
二階の木製カウンターは
短い木材を組み合わせたもので
野趣に溢れています
今見ると、かえって新しいですね
床に敷かれた絨毯が
そしてその模様が
応接間黄金時代の思い出を
くっきりと甦らせてくれます
やっぱり木の、無垢材の床でないと
絨毯にはしっくりとはきません
天井の木製の梁の形状も斬新で
光りを通した明るい紫色や
シャンデリアなどとのバランスがハイカラです
建物全体が昭和の遥かなる夢のようです
柱時計の時刻は止まっていますが
この建物にはまるで結晶のように
昭和が今も色濃く息づいていました
球磨ウッド事業部 SSD(SSD材)プロジェクトメンバー