東京のお台場に日本科学未来館があります。
そこで、「マンモス展 その『生命』は蘇るのか」が開催されているので見に行きました。
2005年の「愛・地球博」で展示されていた「ユカギルマンモス(頭部冷凍標本)」の再来日のほか、世界初公開の「ケナガマンモスの鼻」・「ケナガマンモスの皮膚」など公開していました。
仔ケナガマンモス「ディーマ」
約4万年前のシベリアの泥沼にはまり、地中深くそのまま永久凍土の中に閉じ込めらた状態で発見
骨格標本
展示パネルは数多くありましたが、割愛
2019年3月に発表された、近畿大学「マンモス復活プロジェクト」の解説パネルや研究設備の紹介は、漫画を多数盛り込んで分かりやすくなってます。
世界初公開の冷凍標本「ケナガマンモスの皮膚(3万年前)」と「仔ウマ(4万年前)」
この仔ウマの冷凍標本からは古生物史上初となる「液体の血液と尿」の採取に成功したそうです。
世界初公開の「ユカギルバイソン(9300年前)」
世界初公開の冷凍標本「ケナガマンモスの鼻(32700年前)」
とても32700年前とは思えないほどの状態。
地球温暖化の影響で永久凍土が溶け出し、発掘された標本。
そのおかげで様々な研究が行われているという事実。
マンモスが復活するかもしれないという最先端の生命科学研究。
子供がとても楽しめるのはもちろんこと、大人も深く考えさせられる展示構成になっています。
見ごたえ満点ですよ!
2019年11月4日まで開催中です。
岩槻営業所 K山