皆さんこんにちは、岩槻営業所のNです。
最近、気になることがあります。
…ん?
開いてる。
岩槻営業所2階ショールームスペースに入ってすぐ、斜め左方向に見えるコレ。
病院の病室ベッドわきでよく目にする” 床頭台(しょうとうだい)”という医療家具です。
この上部の扉が、ちょいちょい開いているんです。
閉めても閉めても、3か月に1回くらいの割合で開いてる。
普通に考えれば訪問してこられたお客様か、内部の誰かが開けたのだとは思うのですが。
妄想力たくましきNゆえ、借りぐらしのコロボックル的なものの仕業じゃないかとか考えたりするわけです?
こんな感じ?
(家政婦は見た!臭が漂ってます)
そもそも床頭台とはどんな家具なのか。
病室のベッドわきにあって上部に棚、中段にテレビを設置したり物を置くスペースがあり、
下段に棚や冷蔵庫がある形が多いのではないかと思われます。
患者様の生活をサポートする有能な家具です。
私自身、過去に入院した際、床頭台に非常にお世話になりました。
中段にはティッシュ箱や本を置いたり、上段にはタオルや着替えを入れておいたり。
一人ひとりのスペースが限られた病室において縦長のこの形状はベスト✨だったと
今振り返って思います。
この床頭台は最新のものではありませんが、患者様の為に考えられた形状DNAは
着実に受け継いでいます。
今回の記事の発端となった上段の棚は、昨今の日常生活ではあまり見ないジャバラ式の扉です。
(床頭台の上段棚は、ジャバラ式・観音開きの2パターンが多いようです)
でも、なぜジャバラなのか。
ジャバラであるがゆえに、患者様が何かのはずみで開いている扉に頭をぶつける、
なんて事態を回避することができるのです。
改めて見れば、どこもかしこも曲線で角ばったところがないですね。
これもまた、患者様がケガしないようにとの配慮によるものでしょう。
ベッドはもちろん、床頭台やその他医療家具の構成要素の半分は
やさしさで出来ているんじゃないかと思います?
誰もがおそらく一度はお世話になる医療家具。
間接的にとは言えその製造・流通の一端に関わることができるのは
嬉しくもあり誇らしくもあります。
なんて、話がだいぶ行き過ぎてしまいましたが
扉ちょい開け事件の謎が解ける時は、果たしてくるのでしょうか。
妄想力をたくましくしつつ、謎が解ける日を待ちたいと思います。
以上、岩槻営業所からお伝えしました~。
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