住宅建材でもありますSSD材(国産材、球磨杉)を
取り扱わせていただいております弊社社員は
いろんな場所で様々な種類の建築物を拝見いたしておりますが
それらを見続けていて思ったこと
世の中に木材という素材があって
本当に良かった
本日はそのご説明となります
木材は木の塊ですから
木材を使用されますと重厚さを現わすことができ
ご使用に伴い補修などによって類似色による構成となり
他素材との対比が新鮮で美しくなります
木材をペイントの色で塗り分けることが可能で
また、もともと木材には節もあってランダムな上に
場所によって色の褪せ方や光沢も異なり
古材や多くの塗料を組み合わせるとさらに変化に富み
植物やペイントの絵まで入って
さらに満たされた空間となっていきます
木材の塗料には伝統的なものがあり
そのデザインも歴代のものがありますが
それらは現在にはない特有の美にあふれています
色彩による人は癒されますが
この派手ではないが心に伝わる
全面が均一色ではない釘跡も見られるデザイン
これが木材の特徴です
鉄の酸化の具合が絶妙です
様式美と併せて非常に素敵な塗料ですね
木材は普段は非常にわかりにくいのですが
その断面には小さな孔が多数あるという構造であり
太陽光のもとで見ますと
洗いざらしのジーンズぐらい気持ちが良いものですが
この木材に塗料を塗ると
木材の微細構造に塗料が入り込み
塗料の退色とともに複雑で多様な表情となり
うまくコントロールできますと
すばらしいニュアンスが生み出されるということがわかります
ですから、木材の変色はおそれるものではなく
使いながらその移ろいを味わうもので
それが時間や季節の経過というものですね
植物は元気さを伝達し
原色はわくわくさせる
でもそれらを引きたて
多種の複雑な色合いで光沢を抑えながら
全体を高雅に支えているのは木材
わざわざ外国まで出かけなくても
ごく身近に圧倒的な質感を持つ多種類や他産地の木材や
それらの仕様に囲まれながら
日々豊かな生活を続けている私たち
本当に木材という素材があって良かった !
球磨ウッド事業部 SSD(SSD材)プロジェクトメンバー