木工事は貫いていくもの

2018/12/28

 

住宅建材でもありますSSD材(国産材)を

 

取扱わせていただいております弊社(大阪)にも

 

年の暮れは迫り

 

 

ついに本年最後の営業日を迎えました

 

 

本日は、常に取り組ませていただいております

 

木工事の由来などに触れ

 

 

新たな年への想いを綴りたいと思います

 

 

 

 

 

先日のセミナーで伝統木造構法についてお聞きいたしましたが

 

まず古代の建築は、掘立柱構法から始まったということです

 

 

掘立柱構法は木材の部材同士をひっかけて縄で締め付ける方法ですが

 

これだけでは安定しませんので材の根元を土中に埋めるというものです

 

 

確かに工具類が発達していなかった古代では

 

スギなどの針葉樹の木材を割ることはできたでしょうが

 

 

その割った木材の表面を平らにするには

 

石の工具などを使ったのでしょうか

 

 

大変な労力を要したことでしょう

 

 

また、木材に穴を開ける貫(ぬき)を用いた構法がないと

 

 

金物の発達していなかった時代では

 

接合部は安定しにくかったことでしょう

 

 

 

 

 

この硬いものに孔を開けるには

 

工具の技術が進歩していなかった頃では

 

大変な技術を要したものであり

 

 

それがまさしく工という字の由来

 

 

貫いていくこと

 

技術があるということだそうです

 

 

 

 

 

長い年月をかけて育てた樹木を

 

高度な技術で加工し

 

 

実際にお使いいただく皆様が

 

木材の良さに長期間にわたり

 

触れていただく場をつくること

 

 

 

 

 

それが木工事というものなのですね

 

 

 

 

 

2019年を迎えるに先立ち

 

今後も樹木の年輪一輪のように

 

 

 

 

 

豊かさを感じていただけます木工事を目指して

 

着実に取り組んでまいりますので

 

 

 

 

 

今後ともよろしくお願い申し上げますとともに

 

 

 

 

 

皆様方には

 

輝かしい新年をお迎えになられますことを

 

祈念申し上げます

 

 

 

 

球磨ウッド事業部 SSD(SSD材)プロジェクトメンバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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