床頭台(しょうとうだい)

2018/08/31

お疲れ様です。

 

まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

先日から台風に見舞われ、また来週明けにも強烈な台風21号がやってくるそうです。

 

そのおかげで気温は下がるようですが、皆様十分にお気を付け下さい。

 

 

弊社では様々な商品を取り扱っておりますが、今回は床頭台(しょうとうだい)という家具についてご紹介したいと思います。

 

先日、ある施設様へ病室で使用する床頭台を納品させて頂きました。

 

 

ハイタイプ、トールタイプなどと呼ばれる背の高いタイプです。

 

上部にはジャバラ式の扉が付いた収納があり、中には可動棚が1枚付いております。

可動棚を取れば大きな荷物も収納可能です。

ジャバラ式になっているのは観音扉だと開けている時に患者様が頭をぶつけてしまうことがある為です。

 

スライドテーブルと、その下にはスライド式のカギ付きの引出しがあります。

スライドテーブルの表面は物を置くため、傷に強い材料を使用しています。

スライド式のカギは開閉時の視認性が高く分かりやすい為、最近では多く採用されています。

また、キャスターは中央のバーを踏むと4輪全てがロックされるタイプで、こちらも最近多く採用されている仕様です。

 

背面には可動棚付きの収納部があります。

写真には写っていませんが、上の方にはハンガーパイプがあり、衣類を掛けることが出来ます。

 

病棟の各部屋へ間配りしている際、スタッフの皆様や、入院されている方から「収納が増えて使いやすくなった」とお褒めの言葉を頂きました。

 

弊社では物件ごとに特注で作っていく為、ベッドのボードや病室の内装建材に合わせて色柄やサイズなどの仕様は自由に変えることが出来ます。

 

打ち合わせを行っていく中で仕様が変わり、長い時には打合せから納品まで1年近くかかる物件もあり、手がかかる仕事ではありますが、自分が図面を描いたものが形になり、現場で使われるところまで関わることができる、床頭台を始めとしたこの「ものづくり」の分野にはやりがいを感じています。

 

これからも、「ここの家具は自分がやったんだ!」と人に自慢できるような仕事ができるよう、日々努力していきます。

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