本当は曲線が好き(木材)

2018/07/23

 

住宅建材でもありますSSD材を取り扱わせていただいております弊社では

 

これまで幾度もSSD材や他の木材についての

 

ご説明をいたしております

 

 

木材は住宅などの建築物で多く使用され

 

建築物を建築する土地は

 

 

お隣様に接続しており

 

その接続箇所は直線で構成されることが多く

 

 

このため、結果的に直線で構成された四角形

 

になることが多く

 

 

また、複数階の建築物は直線で構成される

 

面で構成されており

 

 

確かに建物を直線で屋外と室内に分けますと

 

屋内面の角度は180°となり

 

 

2つの部屋で利用しますと

 

部屋の隅の角度は90°

 

 

その部屋の角に端部が90°の家具を置き

 

あるいは押入れに布団を入れますと

 

 

端部が90°の布団がきっちりと収納されて

 

無駄がないのですが

 

 

このように機能的な90°

 

それを構成する直線よりも

 

 

本当は曲線が好きでしたという

 

本日は、このように申し訳ないお話となります

 

 

 

 

 

 

木材は高低差のある土地に

 

重力が働く中で

 

我が国では、温度差のある四季を通して生育しますので

 

 

木目が明瞭な樹種の木材の場合には

 

どうしても木目が曲線になりがちです

 

 

 

 

 

 

普段多くの直線で構成される

 

身の廻りの物の中で

 

 

本来自然界に存在しない直線よりは

 

 

曲線の方が人にとっても

 

本当は自然であるのかもしれません

 

 

 

 

 

 

このため、特に多様な曲線を持つ木材は

 

銘木として、高く評価されてきました

 

 

現在は和室が減少し

 

このような銘木が室内空間で利用されることが

 

少なくなっておりますが

 

 

洋室でありましても

 

多様な樹種、部位があり

 

 

あふれ返る意匠を持つ木材を活用すれば

 

多様な方々のお好みに合わせることが可能となります

 

 

確かに、直線に飽きられた方が

 

曲線の金属を建築物に使用されておられますが

 

 

 

 

 

このように大規模なものでなくても

 

室内に木材を取り入れますと

 

 

 

 

直線の多い中に複雑な曲線が、幾重にも現れ

 

懐かしく、親近感がわく

 

 

そして飽きにくい変化に富んだ室内となります

 

 

 

 

 

大面積の壁とのバランスが

 

素晴らしいですね

 

 

屋外でそのままの木材を利用する場合には

 

傷みにくいように表面に塗料などで被覆することが

 

必要となりますが

 

 

 

そういえば

 

こんな場合でも曲線があると

 

楽しいものですね

 

 

 

 

 

 

 

 

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