そもそも、"コードレス"とは?
〘名〙 (cordless) 本来電線(コード)を必要とする器具で、コードを不要とする構造のもの。電源が内蔵されている電気器具や、アンプ部に無線電波を飛ばす方式のマイクなど。ワイヤレス。〔世界を変える現代物理(1963)〕
出典:精選版 日本国語大辞典
"コードレスなオフィス"は一朝一夕にはできない⁈
コードレスなオフィスを作るには、単にオフィスで使用する機械のコードをまとめるだけでなく、
IT化やDX化、働き方自体を変えるといった下準備が必要となってきます。
それらの下準備をしたうえで、コードレスなオフィスを実現することができます。
その下準備を、紅中の魅せるオフィスの実例をもとにご紹介していきます‼
下準備①
コードを極力減らす
下準備②
どこにいても電話やFAXを受け取れるようにする
下準備③
どこでも働けるような環境づくり
下準備① コードを極力減らす
紅中の取り組み実例
社員全員にノートパソコンを支給
2020年11月に本社オフィスが新大阪へ移転するタイミングを機に、総合職の社員全員にノートパソコンを支給し、デスクトップパソコンを減らしました。
これによって、ハードディスクとディスプレイをつなぐコードなどが必要なくなり、コードレス化が進みました。
固定席を必要最低限に
総合職の社員全員にノートパソコンを支給し、社内のデスクトップパソコンを削減したことで、営業社員の固定席を無くしフリーアドレス制度を取り入れました。
一方で社内の機密情報を扱う部署ではデスクトップパソコンが必要となるため、そのような部署用に固定席も一部取り入れています。
下準備② どこにいても電話やFAXを受け取れるようにする
紅中の取り組み実例
会社にかかってきた電話に携帯で出れるように
以前はビジネスホンと呼ばれる電話回線を集約する機械を使っていましたが、2020年の9月頃、使用していた機械が廃盤になったことをきっかけに、クラウド電話であるスマートPBXの導入しました。
これによって、出社して電話を取る必要がなくなり、社員のテレワークがしやすくなりました。
FAXは個人のパソコンにデータで届くように
以前は複合機でFAXを受け取り、紙で出力してからスキャンしてデータ化していましたが、2017年の9月頃、その煩雑な作業を減らすためにDocu Works(ドキュワークス)というFAXをデータで受け取れるシステムを導入しました。
これによってわざわざ紙で出力する必要がなくなりペーパーレス化が進みました。
下準備③ どこでも働けるような環境づくり
紅中の取り組み実例
どのオフィスに行っても自動でWi-Fiがつながる
2020年11月頃、本社の新大阪移転を機にABWを取り入れたことで、日本全国どのオフィスに行ってもWi-fiが使えるようにする必要がありました。
そこで、オフィスに行けば自動的にWi-fiがつながるシステムを導入しました。
どこで働いても社内のサーバーへアクセス可能に
テレワークが一般的になったこともあり、在宅でも社内のサーバーにアクセスしたいという要望が増えたとこから、2022年3月に社外でも社内サーバーにアクセスできるシステムのグローバルプロテクトを導入しました。
最終ステップは「オフィス改装」🛠
紅中の取り組み実例
OAフロアで配線を隠す
コードを最低限に減らしても、絶対に必要なコードは存在します。
そんなコードたちはすべて「OAフロア」と呼ばれる床下にコードを収納できるフロアー材で、すべて床下に隠しました。
紅中の魅せるオフィスでは、
・新大阪オフィス
・なんばオフィス
・神戸オフィス
・名古屋オフィス
・多摩オフィス
などで実物がご覧いただけます!
配線を意識した家具づくり
家具づくりもできる紅中の特性を生かして、配線を中に隠せるテーブルなどを作り、会議室や執務スペースに採用しました。
紅中の魅せるオフィスでは、
・新大阪オフィス
・なんばオフィス
・神戸オフィス
・名古屋オフィス
などで実物がご覧いただけます!
ABW(アクティブ・ベースド・ワーキング)の導入
新型コロナウイルスの拡大の影響もあり、テレワークをするようになってからオフィスの在り方を見直し、ABW(アクティブ・ベースド・ワーキング)という制度を取り入れました。
「時間」と「場所」を自分で選択できる働き方であるABWの導入することで、社員一人ひとりが働く場所と時間の使い方、仕事の仕方を自ら考えながら働ける環境づくりをしています。