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2025.07.23 UP

紅中独自の多能工育成学校
【リモデルワン】が開校!

紅中独自のカリキュラムを導入した
「多能工育成学校 リモデルワン」が開校

紅中では2018年4月、ハウスリフォーマー育成学院大阪校の運営をスタート。以来、多くの多能工スタッフを育ててきました。そのノウハウと実績を踏襲しつつ、新たに紅中独自のカリキュラムを追加導入した「多能工育成学校 リモデルワン」が、2025年開校しました。

リモデルワンHP
ハウスリフォーマー育成学院の仕組み

そもそもハウスリフォーマー育成学院とは?

多能工スタッフの育成は、会社に多くのメリットをもたらします。
1DAYリフォームを自社社員一人で完結させることができると、効率が上がり、工期短縮、利益拡大へとつながります。さらには職人不足の解消という、業界全体での課題解決にも一役買うことができます。

リモデルワンの仕組みリモデルワンの仕組み

リモデルワンならではの強み

1. 15日100時間の充実した研修

専任講師による手厚い指導でたっぷり100時間、現場のスキルを集中学習できます。

2. 柄クロス施工

一般的な白いクロスだけではなく、柄クロスの割付方法や糊付け機での出し方なども学ぶことができます。

3. 階段下廻りのクロス貼り

トイレなどで階段下にある場合も想定した、現場に近い環境での施工研修です。

4. 実現場研修

ダミーではなく実際に水道が通っている環境でのキッチン・トイレ・洗面化粧台の脱着実践。止水栓を開けての水漏れ対応方法、ウォッシュレットの試運転や説明の仕方もレクチャーします。

5. アイカ製品『セラール(キッチンパネル)』の実地研修

メーカー直伝!実際に原板カットから貼り付けまでを実体験してもらいます。

6. 地域密着型のリフォーム

大阪の高槻エリア限定で、一般のお客様向けのリフォーム依頼も承っています。

実際の受講者の声

これまで延べ79名の方に受講いただき、その多くの方が現場で活躍されています。(体験講習などの短期のものも含めると、トータルで94名の方が当施設で何かしらの研修を受けられたことになります。)受講生の声を一部抜粋してご紹介します。

クロス施工

30代男性 リフォーム工事

クロスの施工に関しては、実際にやってみるといつも見ているよりも遥かに難しくて、細かいことが多いなと身をもって感じました。これから現場で実際に作業することが増えてくると思うので、今回の研修での学びを思い出しながら、経験を積んで技術を磨いていきたいと思います。

住宅設備について学ぶ

20代男性 工務店、不動産管理

教官の方が常に話しやすい雰囲気を作って下さっていたおかげで、分からないことはすぐに質問でき、大変過ごしやすかったです。住宅設備については、今までは触れてはいけないものだったのが、仕組みが分かり、触れても大丈夫なものと認識が変わり良かったです。

実技による研修

30代男性 ビルメンテナンス業

座学よりも実技による研修が初日から盛り沢山で、非常にためになりました。基礎はもちろんのこと、ケガをしない道具の使い方、起こりがちなミスやトラブル発生時のリカバリー方法など、実践経験からなるご指導がイメージが湧きやすく、よく理解できました。

学長インタビュー 学長である、紅中社員Nさんにリモデルワンについてお話を伺いました。

リモデルワン N学長の紹介

 

VENICHU MAGAZINE編集部(以下、VM):どのような経緯を経て学長になられたのでしょうか?

Nさん:私は今年で入社7年目、学長になってからは2年目になります。
元々ハウスメーカーで工務店の現場監督をしていたんですが、新築事業から撤退をするとの会社の方針で、解散することになったんですね。
それで他社からも数社内定をいただき転職先に迷っていたのですが、前社で元々お付き合いのあった中村会長の人柄に惹かれていたのと、社長の「物販だけではなく工事の方にも手を広げ、ゆくゆくは新しく工事専門の部署を作りたいと考えている。一緒に作り上げていってほしい。」という新しい道を切り開いていく姿勢に共感し、紅中に入社を決めました。

 

VM:新たな部署を任されての入社だったのですね。

Nさん:そうなんです。ただ、紅中は商社なので入社当初は当然工事の案件などなく、初めの3年間は何もない状態から自分で仕事を見つけてくる、”仕事があるような、ないような”といった状況が続きました。
あくまで営業の中の一人として、現場の案件が入れば監督や書類の申請といった形で携わるといったスタンスで、なかなか会社の中での立ち位置が掴めずにいました。
そんな中でも地道に仕事を増やしていき、昨年やっと工事課ができたんです。
社長からは、工事課が部署として成立するまで10年はかかるだろうと入社時から言われていたので、辛抱強くここまで来ました。自身が引退する頃には、工事部として会社での地位を確立できていたらいいなと思っています。

リモデルワンのこれまでの実績について

 

VM:受講を希望される方はどのような職業の方が多いですか?

Nさん:メインはリフォーム会社さんですね。その次に不動産管理会社の方が多く、このあたりで約7割を占めている状況です。ちょっとした工事で都度業者に頼むのは高くつくから、自社の社員で対応できたらいいよねという理由で、従業員さんを派遣いただく形がほとんどです。
あと多いのは水道屋さんやガス屋さん、ハウスクリーニングの方など。珍しいところで言うと、大家さんがご自身で管理されているマンションのリフォームは自分でやりたいと受講されることもあります。

 

VM:研修生さんたちには受講後、どのような成長が見られますか?

Nさん:うちのスタッフが卒業生ともつながってくれていて、現場で難しいクロスを貼ってきた、などの報告が聞けると、頑張っている姿が想像できて嬉しく感じます。
卒業生が自社の新入社員を連れて来てくれる流れもできていて、そういう体験者の口コミで広がっていってくれたら理想だなと感じます。そのためにSNSでの発信にも力を入れています。
あと、一通りの研修が終わったら、研修の様子を写真やレポートで先方の社長にフィードバックとして送っています。これはリモデルワンならではのサービスなんですが、先方の総務から「〇〇君はどんな性格でしたか?」と逆に聞かれることもあります(笑)外部の目を通した人柄を知れる機会としても利用してもらえているようです。

VM:当カリキュラムを受講した紅中スタッフも、実際に現場に出て1DAYリフォームをおこなっているんですよね。どういったフォームを手掛けてきたのでしょうか?

Nさん:紅中のオフィス(新大阪、なんば、神戸)の改装は、現場調査から施工まで我々工事課のスタッフが手掛けました。社内に設計士がいるので連携がスムーズにおこなえる点もメリットです。
あとは、マンションのフルリノベーション工事や屋上の防水工事、施設の解体工事、社員自宅のリフォームなど、幅広く対応しています。
またリモデルワンでは、大阪の高槻エリア限定ではありますが、一般のお客様向けのリフォーム依頼も承っています。これまでの学校運営で培ってきた信頼や実績を武器に、高槻の地に恩返しの意味も込めて丁寧なサービスをご提供しています。
(詳しくはホームページをご覧ください!)

学長としての想い

 

VM:卒業生さんにはこうなってほしい!という想いはありますか?

Nさん:自信を持ってもらえたらいいなと思います。
個人的に仕事は楽しくないと続かないと思うので、研修を通して楽しさややりがいを何か見つけて帰って欲しい。
印象に残っている研修生で、最初は会社から行ってこい!という感じで連れて来られておどおどとしてた方がいたんですが、ご本人の丁寧な仕事ぶりのおかげで上達が早かったんです。すると途中から目の色が変わって、楽しそうに作業をしている様子を見れた時はやっていて良かったなと感じました。やっぱり何事も楽しんでやれる人が強いと思いますね。

 

VM:リモデルワンの今後の目指す姿を教えてください。

Nさん:「建築に関わる仲間を増やしたい」という開校当初の理念を大切にしていきたいです。
卒業生たちのネットワークができて、将来的に、全国の現場に卒業生の職人斡旋までできたら学校としては一番いい形だなと思っています。
最近は安定して受講希望者が来てくれているんですが、リフォーム市場拡大傾向の反面、職人不足が問題となっている昨今、一人で何でもできる多能工の需要が伸びてきた、時代の流れが追い付いてきたのではと感じているところです。

VM:この記事を読まれている建築関係者の方にメッセージをお願いします。

Nさん:とにかく会社に一人、なんでもできる多能工がいてくれたらとても便利です!ということを伝えたいですね。
今ここで現場をやっているけど急遽来てほしい、などの突発的な依頼にも、自社に多能工スタッフがいればすぐに対応が可能ですし、工期を伸ばすことなく現場を納めることができます。
知識や経験が全くなくても大丈夫です。一人一人のレベルに合わせて丁寧に教えるので、好奇心のある人、学ぶ意欲のある人ならどなたでもスキルを手に入れられます!いつでもお問い合わせ、施設見学依頼お待ちしています!

資料請求、施設見学など、なんでもご気軽にお問い合わせください!

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