住宅はストックの時代。
修繕・性能アップをさせながら永く住み継ぐ。
現在の日本は、新築着工棟数が減少傾向にありながら、全国約5400世帯に対して住宅は6200万戸あり、住まいは余っている状況です。
そしてSDGsや環境配慮の観点という違う社会的側面からも、脱炭素・長寿命で省エネな住まいをつくるということが、国策のひとつとしても求められる様になっています。
修繕リフォームは絶え間ないニーズ。
そんな時代背景の中、今ある住まいをきちんと直し、性能を高めながら永く住んでいくという考え方。
また、賃貸用住宅の老朽化やマイホームの修繕、大規模リフォームのみならず、日々の暮らしに直結するリフォームも重要で絶え間ないニーズとなっていきます。
2021年の住宅リフォーム市場規模は6.7兆円(前年比3.3%増)、2022年も同程度の成長率が見込まれており、データからもリフォームニーズの拡大は顕著に現れています。
自社完結できる1DAYリフォームを新たな収益に。
既存の顧客に対する新たなサービスとして。
工務店をはじめとしたすでに顧客を持っている場合の、新たなサービスとして1DAYリフォームに取り組む企業様が増えています。すでに信頼関係ができている、自社で建築したため配管や仕様を把握している強みを活かして、気軽に声をかけれるリフォーム会社としてのポジションは、マーケティングコストも抑えられる新たな商流となります。
地域に根差した新たなビジネスとして。
電気工事や水道工事、街の電気店など暮らしに直結したビジネスを展開している場合、その顧客へのアプローチ、従来やってきたビジネスに含めたサービスとして、1DAYリフォームを新しい収益源として取り組む企業様や個人事業主の参加があります。
地域に根差しているからこその、フットワークの軽さと手離れの良さの相性が高いビジネスになります。
自社完結することで高利益の収益体制を目指す。
1DAYリフォームの重要なポイントは、自社完結、自分たちでやりきることです。ハウスリフォーマーの育成においては、工事自体もひとりで完結できるスキルと知識を身につけるカリキュラムにしています。また紅中本体でも、リフォームに必要な商品調達のサポートが可能です。
それによって、商品代、工事代を同時に獲得することで利益率が向上し、生産性の高い収益体制を目指すことができます。
ハウスリフォーマー育成学院で「自社リフォーマー」を。
12日間、合計80時間。
実戦で学べる多能工育成プログラム。
ハウスリフォーマー育成学院とは全国で中小工務店を中心に、自社職人【ハウスリフォーマー】を育てるためのプログラムです。紅中では、その大阪校の運営を行っており、関西圏では類を見ない育成機関となっています。
システムキッチン・便器・洗面化粧台の取り付け、クロス張り替え、タイルフロアー施工といった具体的に工事を完結する力、リフォームを完遂させるためのスキルと知識が習得できるプログラムです。
1DAYリフォームの多能工を育てる
ハウスリフォーマー育成学院の仕組み
【Point.1】
現場と同等環境の専用施設
【Point.2】
2週間の短期集中講座
12日間で身に付くこと
ひとりで工事を完結する技術
トイレ・洗面化粧台・クロスなどひとりで工事を完結するために、リアルサイズでの技術研修を行っています。搬入から古い設備の撤去、新しい設備の設置、最後の清掃までをきっちりとやりきることを大切に指導しています。
設備・構造の知識
工事をする技術面だけでなく、建物や配管に関する知識も重要です。トラブルなく工事を完了させるために、間違いが起こらないための知識を習得していただきます。
責任ある仕事をするためのマナー
設備工事は、終了時間の約束をしっかり守れる技術者でなければいけません。期日までに工事が終えられない、という最悪の自体を避けるために、また施主様とその周りに迷惑をかけずに仕事が終えられるように、マナーや規律性も指導対象にしています。
過去の受講者と成功事例
工務店の現場監督様
既存顧客リストへの1DAYリフォームをアプローチし、社内完結することで、新しい収益ラインを構築
賃貸管理会社のスタッフ
退去後の修繕リフォームを社内で一貫対応することにより、利益率アップを達成
電気設備工事の技師
電気工事のみならず、多能な受注ラインを確保し、新しい収益ラインを確保
紅中スタッフ(現場工事未経験)も実際の講座を受講し、現在は1DAYリフォームで収益を上げています。
まずはハウスリフォーマー育成学院で得られることを体現するために、紅中スタッフが自らこの講習を受け、ハウスリフォーマーとして、実際に受注をしながら、リフォームでの収益を上げています。
実体験を共有することで、このハウスリフォーマー育成学院に参加される企業様、スタッフの方々あるいは個人のご術者の方々に、よりよい未来を切り開いていただきたいと考えています。
変化が求められる時代の中で、住宅関連業界は人材不足や新しい商流づくりにトライしなければいけません。そのひとつの選択肢として、1DAYリフォーム、ハウスリフォーマーの人材育成に貢献したいという想いを持って、この事業に取り組んでいます。