総務人財開発室の Y です
先週2月2日 大阪の本町にある富士ゼロックスのショールームで開催されました
基幹システムフェアへ行って来ました。
基幹システムフェアとなっていましたが、製造業向け基幹システム(生産管理等)がほとんどでした。
セミナーは「IoTと新しいものづくり」と言うテーマ!
とあるシステム開発されている会社の社長さんが公演されまして
内容をまとめると
・時代はIoT(Internet of Things)からIoP(Internet of Process)へ
(インターネットにモノが繋がるではく、過程や工程も繋がっていく発想になる)
・ビッグデータのマイニング(過去データの掘り起し)がもっと増えていく
(過去の販売実績や生産実績等がビックデータとして貯蓄されていても活用されていない)
・米国の生産性100%に対して日本は65%の生産性しかない
・日本のインフラ整備率はトップでもIoT進展指数は米国や中国より低い
・イノベーションにデータ活用は20%で世界一低い
・組織内のクロスファンクションの強化が必要(縦横の連携強化をしましょう)
・国内企業で全ての事が標準化できている企業は10%のみ(作業・業務・生産の標準化を進めましょう)
・作業標準(QC)のメンテナンスが生産性向上には重要である
(数年前に更新された作業標準書を使っていませんか?)
・問題は見える化しても解決策を出さないと改善しない(PDCAのPDCだけではダメですよ)
・見える化後の分かる化ができるかが鍵となる
(誰もが問題事項を共有化して、それぞれが理解しないと解決にはならない)
・スペシャリストよりジェネラリストになれ(業務全体の知識と調整能力が求められる)
・流通や金融も国連CEFACT(共通EDI)が標準になっていく(日本もISDN-EDIからIP-EDIへ)
・感じる、考える、計画する、行動する、検証する、共有するの6K活動が重要に
(思考力+行動力)今の日本は思考力の低下が問題としてあるが大きく問題視されていない
・なぜ売れないのか?から、なぜ買われないのか?という視点に切り替える
・売れない言い訳より買われる為の課題設定が必要
もっと日本全体で意識改革していかないと、世界を相手に競争できないし
日本の生産力が世界一という神話は既に存在しないのだと思った。
思考力…確かに低下していると思う。
もっと人間なんだから考え、“思考力”を高めていきたいと思いました。