弊社 facebook にて既にお知らせしておりますが、先月、弊社営業所の壁の一部に
SSD球磨杉材(SSD材)の羽目板が施工されました
このため、朝最初に営業所に入ると、直ちに空気質の良さがわかるのですが、
本日はこの「SSD球磨杉の壁(羽目板)に節があるのか」について調査、報告いたします
この壁面から直角の位置、①距離7mから見ますと、節が見当たりません
近寄って、②距離5mから見ますが、どこに節があるのでしょうか
節のある材とのことですが、まだ見当たりません
もう少し近寄って、③距離3mから見ますが、うーん、節って黒っぽい丸いものですね
周囲より黒い所ってどこでしょう
さらに近寄って、④距離2m
ようやく周囲と違う、鉛筆の芯のような丸い点をいくつか発見しました
もっと近寄って、⑤距離1m
あと50cm近寄って、⑥距離0.5m
さらに拡大して、その大きさは
でも、これって本当に節なのでしょうか
これは、木材の等級評価に使われる「節」に含まれる「葉節(はぶし)」
という九州などの温暖な場所で育った木にみられる
休眠芽が発達してできた生節で、
周囲と色は異なりますが、別に死節のように抜けていく節ではありません
しかし分類上は節の一種ですので、数にもよりますが、
弊社のSSD球磨杉材(SSD材)は、全体で見ると木材等級では小さな節が少しある
「上小節」(じょうこぶし)となることが多くなっています
弊社のSSD材価格は、一般の乾燥材であるKD材(葉節よりもっと大きな節も含まれているもの)
とほとんど変わりません
一般的には、節が少ない材は高額であり、節が全くない木材は節が多い木材の数倍の価格
となっています
弊社のSSD球磨杉材は、
全体では葉節が少しある「上小節」に分類されることが多いのに
その価格はもっと大きな節がある材とほとんど同じ!
ということは、
SSD球磨杉材は、「リーズナブルなお値段の木材(無垢材)」なのです
これまでに写真を見られた方で、どの写真のデザインが気になられましたか
以上、SSD材の節についての調査及びご報告でした
SSD(SSD材)プロジェクトメンバー