こんにちは、横浜支店のSです。
先日、私の故郷、岩手県陸前髙田市に『奇跡の一本松保存募金』を持って行って参りました。
この募金は東日本大震災復興事業の一環として我が社で推進していたもので、
社員はもちろん、お得意先様、仕入先様にもご協力をいただいたものです。
復興のシンボルとして市民の皆様から愛された一本松。
枯れ死してしまいましたが、なんとか後世に残していこうと保存への募金を呼びかけていました。
現地に着いて一番に目に入ったのが、あの震災から1年半が経過しているのに一向に処理が
進んでいないガレキの山…
今も残る津波の傷跡
こちらは津波の引き波で曲がってしまったガードレール。
下の写真は避難場所にも指定されていた市民体育館。
こちらに非難されていた多くの方々の尊い命が奪われたそうです。
私が学生時代通学に利用していた陸前髙田駅も、面影だけを残して全て無くなってしまいました。
(震災以前の陸前高田駅)
こちらは地域の台所として親しまれていたスーパーマーケット『マイヤ』跡です。
近づいてみると、昭和35年に発生したチリ地震の看板が…
防災意識の強い町でしたが、今回は予想をはるかに越えたものだったのだと思います。
さて、皆様にご協力いただきお預りした大切な義援募金は、しっかりと陸前髙田市役所に
届けてまいりました。
(陸前髙田市 建設部都市計画課 阿部課長補佐兼計画係長様(右)と)
御礼状
写真では伝わりにくい部分もあるかと思いますが、実際の被災地を歩いてみると、
まだまだ復興への道のりが厳しいものである事がよく分かりました。
一日も早く以前のように綺麗な景勝地に戻ってくれる日が来るように、
今後も応援していきたいと思います。
頑張れ陸前髙田!
在りし日の景勝 『髙田松原』