こんにちは、今回は紅中ＣＳＲ活動の報告をさせていただきます。
11/26（土）に弊社が取り組んでいる「くれないの森ゆのまえ」の第二期工事を実施しました。熊本県、湯前町、紅中の三者による「協働の森づくり」で協定を結び5年間事業を継続します。平成23年の紅中創立60周年記念事業として行われた第一期くれないの森から5年経過し、良縁に恵まれ引き続き第二期工事を実施する運びとなりました。
当日の調印式は熊本県様、地元企業様、湯前町役場様にお集まりいただき、熊本県球磨郡「八勝寺」で行われました。
八勝寺内にて三者の調印がなされました。
調印後、弊社より中村会長、湯前町より鶴田町長、熊本県より球磨地域振興局福山局長からご挨拶とお礼のお言葉を頂きました。
調印式終了後、会場を移して記念の植林作業「くれないの森ゆのまえ」第二期がスタートしました。これから重労働がはじまります。まずは杉苗の植え付けの方法をレクチャーしてもらいます。
今回の植林面積は1.14ｈａ。
なんと今回は会長以下弊社の役員の面々が作業を行いました。
中村会長・中村社長・中西専務・吉岡監査役・上林ＧＭ・渡辺ＧＭ・塚本ＧＭ・伊藤ＧＭ・大橋ＳＭ
植え付け作業はかなり大変で苗の間隔に注意して鍬で穴を掘るのですが石が邪魔をしてなかなか思う深さまで掘れません。
途中休憩をはさみましたが、町の人が驚いてストップをかけるぐらいの早さで植え付け作業をしてしまいました。
約40分で500本の苗を植え付け、あっという間に上までたどり着きました。
やりきった男たちの雄姿。
植林の後は弊社が事業推進しているＳＳＤを生産している地元企業様の視察を行いました。
はじめにＳＳＤの根本となるくんえん熱処理釜。現在は丸太から熱処理を加える製法となっています。
次にＳＳＤのプレカットでご協力いただいている球磨プレカット㈱様。こちらではプレカット以外に国産無垢製材ＪＡＳ認定品の製造も行っており、グレーディングマシンを利用して製品品質のチェック向上を実施しています。
次にＳＳＤの製材でご協力いただいている九州横井林業(株)様。こちらでは丸太で熱処理したＳＳＤ材を板材などに製材していただいています。
視察後は皆様と懇親会を開き、湯前町の名物米焼酎をおいしくいただきました。
今回はあと２点ご紹介させていただきたいと思います。
湯前町様においては弊社以外の企業様とも森づくりを推進されており、今年度「ふれあいの森林づくり国土緑化推進機構会長賞」を受賞され、１０月に執り行われました全国育樹祭にて授与されました。また懇談会では皇太子殿下にお声掛けいただいたそうです。
今回の熊本訪問で宿泊いたしました施設もご紹介します。敷地内のゲストハウスに宿泊しましたが、この建物は弊社取扱いのＳＳＤ材を使用した宿泊施設となっています。（右側の棟）
65周年を迎えるに当たり、新たに2期工事が実施できたことをうれしく思います。今後ともＣＳＲ活動を通じて森林を守り、国産材普及に努めてまいります。