3/23日 パナソニック㈱様のご案内により藤沢SST現場視察をさせて頂きましたので
報告をさせて頂きます。
神奈川県藤沢市にあるこの場所はもともとパナソニックさんの工場跡地であり、総面積
約6万坪(東京ドーム4個分)を有し総事業費は約600億、先進的なパートナー企業と
藤沢市の官民一体のプロジェクトです。この壮大な住宅街区には100年先も(生まれる
エネルギー)が生まれる街になるようにと、世界に先駆けて太陽光システムと家庭用蓄
電池を搭載し、住宅、商業施設、健康、福祉、教育施設、公園等現時点での究極の理想
を追い求めた住宅街区です。
戸建て600棟、集合住宅400棟と合計1,000世帯もの巨大住宅街区であり、エコで
快適な暮らし、安心、安全な暮らしを持続させる100年ビジョンの街としてスマートライ
フを提案しています。全ての住宅に太陽光パネル、蓄電池が搭載されており圧巻です。
その他TSUTAYA等の商業施設、行く行くは老人保健施設等、生涯を通してこの街が
基盤となる住まいの提案がなされています。
集会所では入居者が発起人となり、各種イベント、習い事等が自由にできるよう解放され
ており、公園も災害時には避難所に対応できるよう仮設テントが張れるように出来、簡易
トイレ、炊き出しができるベンチ等、様々な配慮がなされております。
セキュリティーも万全であり、この街全体が監視カメラにより管理できる状態となっており、
公園等は各家庭においても家庭のモニターから状況が見れるようになっています。
また、環境に対しても街全体でも取り組んでおり、CO2削減70%、水使用量削減30%を
目標値としています。そしてそれらの数値も各家庭の削減情報、街全体の削減情報もモニ
ターから簡単に知る事が出来、入居者の方も強い関心を持ちながら生活をしています。
これらの管理、運営は藤沢SSTマネジメント㈱が、コミッティ支援(イベント、お祭り、習い事
等の住民交流支援)、資産の運営管理(街としての資産管理)、サービス企画開発(新規
サービス事業開発、土地活用事業)等、入居者の要望を叶え、街が持つ機能を具体的に
進化させるお手伝いをしています。(住人の管理費用は月1.3万円)
これからのビジネススタイルにおいて今まではどういう住宅にするのか、どういった内装が
良いかという提案が我々の今までのスタイルであったが、今回の事例は街そのものの在り
方という大きなコンセプトの元、発信されています。これからのモノづくりの在り方が変化し
てきていると実感しました。これらの大きなスタイルを販売できるようにするには相当な知識
と経験がなければ実践できないかも知れませんがこれから先のビジネスとして非常に勉強
になりました。
ホームページは下記の通りです。今回報告した事が動画等で詳しく見る事ができます。
http://fujisawasst.com/JP/(藤沢SSTで検索してみてください)
中日本ユニット 川添でした。