杉木口スリット材開発者の一員が
杉木口スリット材についてご説明するという、このブログですが
最近では自宅でテレワークをされている方も
増えておられることでしょう
実際に、今私も自宅でこのブログを書いています
以前は、自宅では仕事はしておらず
文房具もあまり使いませんでしたが
テレワークを行いますと
自宅で文房具を使用する機会が増えることとなり
文房具が散らかりにくいように
ペンスタンドがあれば便利になります
そこで、杉木口スリット材の考え方を
ペンスタンドに応用するとどうなるのか
これが本日のお話、イコール実施例?となります
まず、これまでの研究により
杉材 → 木口面 → 心材 → 黒心 → 飫肥杉 が
二酸化窒素の分解吸収等には好ましいことがわかっています
このため、飫肥杉の黒心材だけを原材料にすることとします
しかしこの材料は、様々な理由により
流通ラインに乗っていませんので
とても入手が困難です
その後、一定の期間を経てようやく完成しました
側面は
別の面は
上から見ますと
このようになります
黒心材と言いましても、通常は乾燥に伴い
黒色が抜けてきすので
このように黒い部分が残る黒心は
とてもレアなものとなります
さて、このペンスタンドはまた作ろうとしましても
材料が入手しにくいため
なかなかすぐには作れません
このため無垢材の場合、比重が大きいため安定性に優れ
美観にも優れるメープルも良いと思います
ちなみに全体をメープルで作るとこうなります
別の板目面は
左側に集成部のフィンガージョイントが見えています
一部に接着層はありますが、突板のように内部層はありません
仕事の合間の休憩時に
板目+縦切バーズアイがなごみます
上から見ますと
メープルは、最初白っぽいです
ちなみに寸法は標準的です
板自体の接合には接着剤が使用されていますが
軽量の文房具が対象ですので
何の問題もありません
このペンスタンドは無塗装ですが
ほぼ無垢材であるため
使用していくと表面色が濃くなり
美しさが増していきます
メープルのベンスタンドにご関心をお持ちの方は
下記番号までショートメールにてご連絡ください
(黒心材はご容赦ください)
ご連絡先 070-2292-5159