先日、とある現場のクロスを貼らしてもらったのですが、
思った以上にボードの継目がクロスを貼っても目立ってました。
「なぜかな?もっとうまい下地の処理は?」ということで
いろんなことが検証できるキットを制作することにしました。
まずは土台を作り壁を作ります。
壁を固定する金具は十字ではなく頭の四角いビスを使います。
強く締めてもビス穴がつぶれないためです。
その後に石膏ボードを貼ります。
貼り終えたら、検証開始、パテ埋めです。
1回から4回重ね塗りまでいろんな塗り方をして検証します。
1回だとこれくらいの幅です。
あっ、TT兄弟が頭に浮かんだ人は、お笑い好きですね…
3回、4回重ねるとかなりの幅になります。
パテは面白くて、通常ジョイント部分は乾くと痩せる(へこむ)のですが、
なぜか盛り上がる箇所も…
上方はへこんでますが、下方は盛り上がってます…
クロスを貼ってみます。
やっぱり下地処理したとこが目立ちます…
これをくるっと180度回転させると!
あんまり目立たない。
くるくる回すとよくわかったのですが、
光の当たり具合で全然見え方が違います。
なるほど、いろんなことがわかりました。
もっと目立たない下地処理の方法を考えようと思い
すべて剥がしてまた検証です。
ハウスリフォーマーの奮闘はまだまだ続きます!