さて、せっかく広島校のある呉市まで行ったということで、広島校の学長に教えていただき、
今回は江田島にある海上自衛隊の第1術科学校(旧海軍兵学校跡地)の見学にも行ってきました。
江田島までは船(フェリー)で向かいます。
地元(島)の方も結構乗られていました、生活の足として溶け込んでいます。
個人(19名以下)であれば予約もなく入れます。
この日は平日でしたが20名くらいの方と一緒に見学しました。
まずは大講堂を見学です。ここは卒業式などの行事が行われます。
昔は皇族の方が出席することもあったそうで、外壁は花崗岩張りなど豪華な作りになっています。
続いては、幹部候補生学校庁舎(旧海軍兵学校生徒館)です。
ここは外からしか見れませんでしたが、長い廊下が印象的です。
こちらと先ほどの大講堂は映画の撮影もよく行われているということでした。
続いては教育参考館です。こちらは中の撮影は禁止です。
戦争に関する様々な資料がありましたが残っているのはほんの一部だそうです。
戦前には約40,000点の歴史的資料が保存されてましたが、
終戦時、一部の貴重な資料を厳島神社、大山祗神社等に奉納した他は、
進駐軍による没収を恐れ焼却処分とされたらしいです。
現在は、返却された資料等約16,000点を保存しており、そのうち約1,000点を展示しております。
(第1術科学校 HPより)
外観はギリシャ神殿風です。
その周りにも貴重なものがいっぱいありました。
戦艦大和の主砲砲弾
大和のものではないですが砲門もありました。
こちらは海龍、日本海軍が太平洋戦争中に建造した潜水艇で特攻兵器としての使用を計画されていました。
ですが終戦によって本土決戦が回避されたため実戦に大規模投入されることはなかったそうです。
本当にいろいろと勉強になりました。
最後に広島市内に戻って、見てきました。
何度も思うことですが、二度と戦争を起こしてはならない。
また強くそう思いました。