こんにちは!大阪第二営業所の木下です!
今回は、
『木下優奈の熊本出張日記。』~2日目~
2日目は、五木村伐採現場・上球磨森林組合・球磨プレカット㈱へ伺いました。
↑朝から、標高900mもある山へ登りました!(もちろん車です。笑)
↑こちらで伐採してきた杉を、既定の長さにカットしていきます。
日本の国土の70%近くを占める森林のうち45%が森林資源の確保を目的に
人間の手によってつくられた人工林で、その大半が杉及び桧です。
これらの木が伐採期を迎えています。
近年、日本はこの資源を放置したまま外材に頼ってきたことで、環境破壊を引き起こしています。
国産材活用の普及を目指すためには、国産材の信頼を獲得することが必要です。
その為に、ユーザーに対する安全・安心の供給が必須であり、
明確な根拠に基づく品質の確保・表示を始めとする「品質保証供給」が肝心となります。
弊社のSSDプロジェクトでは、木材乾燥の技術開発により高効率な品質確保技術を獲得し、
グレーディングによる品質確認とその表示提供を、現実的価格で可能にしました。
↑JASのグレーディングラインです。
部材1本毎に強度と含水率を計測しています。
国産材を有効活用することにより、
・ストック型社会・持続可能な循環型社会の形成に貢献
・森林・林業・木材の諸問題の克服
・産地地域の活性化
この3つを実現することができます。
国産材が使用されなくなった経緯を理解し、一気通貫流通システムの構築で
どのように有効活用されているのか学ぶことができました。
今回の産地の視察は、産地の方と交流することもでき
実際に現場を見学することでとても理解が深まり勉強になりました。
是非、これからの活動に活かしていきたいです!
では、このあたりでお開きにしたいと思います。
次回の日記もお楽しみに~!