こんにちは、東海店の渡辺です。
5/21に東海店でBCP研修を開催しましたので皆さんに報告します。
BCPとは「Business Continuity Planning (事業継続計画)」の略です。
内容は万一地震や災害等の緊急事態が起こってしまったとしても、企業が事業を
継続できるよう事前に備えることです。
特に東海店では、東南海地震が起こった場合に冷静に対処すべき地域である為、
従業員全員で災害時の対応等勉強する機会を設けて頂きました。
とても大切な話が沢山ありましたので、その一部をブログで紹介させて頂きます。
さて、今回研修をして頂きましたのは株式会社BCP JAPAN 代表取締役山口泰信様。
今年の東部地区新春講演会の時にもBCP講演をして頂きお世話になっています。
ご自身は大阪にお住まいで普段から公私共にBCP活動をなさっているそうです。
始めに出崎所長から、東日本大震災の体験談を交えた挨拶がありました。
当日は停電で災害の情報が入らなく、津波による被害状況も翌々日まで判らなかった
そうです。
僕らが当日のTV中継で知りえた情報を、当事者の方々は掴めない状況にあり、BCP
研修で知識を得ることは皆さんの命を守る上で重要であるとの事です。
研修内容は、
地震が発生した時、まず最初にすることは
『自分の身を守ることを最優先に行動すること!』
色々な物が落下、倒壊する恐れがあります。物を守ろうとせず身を守ってください。
勤務中なら、避難場所に集合し点呼をとり、被災した人が居れば、自分達で協力して
救出する。当たり前の行動ですが、分かっていても気が動転する事もあるそうです。
安否確認について連絡の取り方は、発生当初から回線が込み合います。
ですから被災地から本社へ連絡をし、本社からは心配でも問合せをしない事が回線の
混雑解消に必要だそうです。
営業マンも外出中なら、営業店ではなく、本社に連絡をするように心掛けましょう。
地震もさることながら、津波も心配です。
豊橋市はHPで動く津波ハザードMAPを掲載しています。
その推定によると、津波到達時間は、地震後1時間を経過した頃です。
私自身、津波到達時間が予測できた事で、不安や焦りが抑えられました。
みなさんも沿岸部に行く機会がありましたら事前に調べてみてはいかがでしょう。
他にも沢山の貴重な話を賜り、社員全員が真剣に山口様の話を聞き入っておりました。
こうしてBCP研修があっという間に終了しました。
参加した感想は、改めて普段からの備えが大切だと思いました。
安易に安心することは出来ませんが、心にゆとりが出来た気がします。
また、東海店とサンビルド東海工場の構内で地震に備え不備の箇所のチェックと
合わせて整理整頓の角度からも指摘して頂きました。指摘があった箇所は随時
改善していきます。
株式会社BCP 山口泰信様、当日は本当にありがとうございました!
お陰様でいざという時に皆で冷静に行動出来そうです。
PS.山口様より各自携帯にYahooの防災速報というアプリをインストールするよう話が
ありました。YahooのHPから登録できますのでブログを見てくれた皆様も、情報を得る
ことが命を守る事になりますので是非このアプリをインストールして下さい!
自分の命を自分で守り、ひいては会社の事業を継続出来るようにしましょう!
以上、東海店の渡辺からの報告でした。