紅中のCSR活動
紅中では社会貢献活動、地域貢献活動の項目として、CSR活動の一環として京都市11区の社会福祉施設へ車椅子の寄贈を行っております。
京都への想い
1948年に創業者中村正作が独立し京都の二条駅の近くに「紅中商会」を創業しました。
2018年に京町家をリノベーションして完成した現在の京都オフィスは創業の場所とは変わりましたが、二条駅の近くに構えており、今でも創業の地京都には強い想いがあります。
60周年を迎えた2011年より「創業地である京都で何か地域貢献できないか」という思いから車いす寄贈をさせて頂くことになりました。
地域福祉の現場で車椅子のご要望を多く頂き、京都市各区社会福祉協議会を通じて順番に施設へ寄贈させて頂いております。
2011年 中京区社会福祉協議会 | 20台
2012年 中京区社会福祉協議会 | 10台
2013年 左京区社会福祉協議会 | 10台
2014年 左京区社会福祉協議会 | 20台
2015年 左京区社会福祉協議会 | 10台、上京区社会福祉協議会 | 10台
2016年 上京区社会福祉協議会 | 14台
2017年 右京区社会福祉協議会 | 20台、京都学園大学 | 2台
2018年 北区社会福祉協議会 | 20台
2019年 東山区社会福祉協議会 | 13台
2020年 下京区社会福祉協議会 | 17台
2021年 西京区社会福祉協議会 | 20台
2022年 伏見区社会福祉協議会 | 20台
2023年 山科区社会福祉協議会 | 20台
【延べ226台】
日本には400 万人を超える身体障害者がおり、その内車いすユーザーは約200 万人(全人口の1.57%)にも上ります。 世界の車いすの総人口は約1 億2708 万人で、そのうち65 歳以上の車椅子の人口は約3300万人です。(※1)
また、車椅子は消耗品で耐久年数は6年。(※2)日々使用されているためメンテナンスも必要ですが、耐久年数を守って安全に使用していくこともまた必要になってくると考えられます。
寄贈させて頂いた車いすは福祉の現場や京都に来る観光客への貸し出しなど多くの場面で使って頂いているそうです。
CSR(Corporate Social Responsibility)は、日本語で「企業の社会的責任」と訳されます。企業が金銭的な利益追求だけでなく、社会や環境と共存しながら持続可能な成長を図るため、責任ある行動をとるとともに、説明責任を果たしていくことを求める考えです。
具体的には、企業活動の積極的な開示により透明性を保ったり、環境問題の解決に向けて企業全体で取り組んだりする活動などが挙げられます。ほかにも、働きやすい環境づくりや従業員への人権教育、地域コミュニティへの参加などもCSR活動の取り組みです。
CSRは、寄付やボランティア、フィランソロピーなどのいわゆる「善行」ではありません。企業がその活動において、従業員、投資家、地域社会、環境など、さまざまな利害関係者に対して、対話を重ね、持続可能性を考慮した企業行動を起こし、社会的価値を創造する過程で責任を果たすことが求められます。(※3)
参考資料
※1:https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/dl/qa38.pdf
※2:https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/dl/qa38.pdf
※3:CSRとは 活動事例とメリット・デメリット、導入のプロセスを解説:【SDGs ACTION!】朝日新聞デジタル (asahi.com)