それ、できますよ
2024.09.17 UP

緑色が与える心理効果
オフィスへの取り入れ方

色が与える心理効果って知っていますか

「色はただの色でしょ。色に意味なんかあるの?」と感じている方もいらっしゃると思います。
ですが、知らず知らずのうちに”色”というのが人の気持ちに大きく影響しているのです。

今回は「緑色」について注目していきたいと思います。
どんな心理効果があるのか。オフィスに取り入れるとすればどのような方法があるのか。紅中目線でご紹介します!

緑色の心理効果とは

緑色は安心感や安定、調和を表す色と言われています。控えめな色なので他の色とのバランスが取りやすい色です。
木や森などの自然の色でもあるので気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれる効果があります。五感のなかで嗅覚と関係が深いのが緑色です。においや香りから得る安心感やリラックス感と似るところがあり、疲労回復効果などが感じられるため人の心を癒す効果も見られます。

山登りに行って森林浴をしたり、公園に散歩に行って木々を見たりすると心が落ち着くのには、”木”だけの効果ではなく目から入ってくる”色”の情報の効果も関係していることがわかります。
では働く環境に”色”を取り入れるためにはどのような方法があるのでしょうか。

オフィスにも色を取り入れよう

ワークスペースにも緑色を取り入れてみましょう。
仕事に疲れたりアイデアに行き詰った際に少しでも目に入るとリラックス効果が期待でき、頭もリフレッシュできること間違いなしです!

観葉植物で
床材で
壁紙で

観葉植物で取り入れる

エントランス | 多摩オフィス

1日の大半を過ごすオフィスだからこそ感性を刺激する場にしたいという想いから木や緑が多く取り入れられているオフィスです。入ってきてすぐのエントランスに緑があることでさわやかな印象を与えることが出来ます。

デスク | JBCC様オフィス

ワークスペースの中央に構える植栽デスク。大きなデスクでも少し対面の目線が気になったりしますよね。デスクの中央に植物を置くことで目隠しにもなりますし、仕事中にサッと顔を上げるだけで脳のリフレッシュにも効果的です。

床材で取り入れる

人工芝 | なんばオフィス

人工芝を敷くだけで室内にいながらも屋外にいるような開放感を味わうことができます。コミュニケーションスペースや打ち合わせスペースに取り入れることでリラックスしながら話を弾ませることができるのでおすすめです。

畳 | 京都オフィス

オフィスの会議室として畳間をつくることもおすすめです。緑色のリラックス効果と合わせて、昔馴染みのある畳特有の触り心地や歩きごこちが更に癒しを与えてくれます。オフィス内に少し変わった空間をつくることで頭のリフレッシュにもなります。

タイルカーペット | 新大阪オフィス

新大阪オフィスの中心にあるサークルカウンターはオフィスで人が集まるマグネットスペースです。タイルカーペットをさわやかな緑にすることで自然と心が癒されて良いコミュニケーションが生まれます。ワークスペースと床色を分けることで空間にメリハリが付き、ゾーニングの効果もあります。

ゾーニングとは?

壁紙で取り入れる

壁紙 | アラセ 堺工場

壁を明るい緑に。The会議室の空間ではない印象も与えられますし、どこか明るい気持ちになります。ガラッと雰囲気を変えたいときは一面だけでも壁紙の色を変えてみるのも良いかもしれません。

フェイクグリーン | 多摩オフィス

壁の一部にフェイクグリーンを取り入れています。白い壁の会議室に観葉植物を置くのも良いですが、壁にライン上に緑を足すことで一味違った空間を演出することができます。

今回は「緑色」がもたらす心理効果やオフィスへの取り入れ方についてご紹介しました。

文字や言葉と違って自分が気づかないところで無意識化に見て触れている”色”。
改めて周りを見渡してみると様々な色が溢れていませんか。それぞれの色にどんな効果があるのか。そんなところに注目してみるのも面白いかもしれませんね。