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2024.01.09 UP

行政と連携して日本の森を守る
~くれなゐの森 ゆのまえ~

くれなゐの森 ゆのまえとは

森林面積が県土の6割を占める熊本県。
森林資源が豊富なその土地で、森林保全活動を行う拠点として「くれなゐの森 ゆのまえ」は2011年に始まりました。

2011年に紅中は設立60周年を迎え、ベニヤ板の販売から始まった会社として、森に還元したいという思いからSSDで縁のあった湯前町にて森林保全活動をスタートしました。

2023年で第三期目を迎えた「くれなゐの森 ゆのまえ」の活動をご紹介いたします。

地域と協力して森を守る

「くれなゐの森 ゆのまえ」は熊本県・湯前町・紅中の3者で森づくり協定書を交わし、森林保全活動を行っています。
熊本県の中でも湯前町は森林面積が7割を占めており、林業が基幹産業として栄えるほど湯前町の森林は貴重な資源とされてきました。
紅中もSSD(国産材)プロジェクトの拠点として湯前町にご縁があり、森林保全活動を協働で始めました。環境問題の解決以外にも地域住民の方との交流も行っています。

これまでの活動

第一期 2011年~2015年

社員以外にも湯前町の地域の方や「緑の少年団」の子供たちを加えた計70名で1.85haに1500本程度の植林を行いました。

植林後は毎年紅中社員が研修の一環として下草刈りを行っています。
下草刈りは植樹した苗木の成長の妨げになる雑草などを刈り取ることで、夏場に行われます。

2011年の8月には、熊本県知事から二酸化炭素吸収証明書が交付され、記念植樹によって2011年からの6年間で37.86tの二酸化炭素が吸収されると証明されました。

第二期 2016年~2020年

2016年には1.14haにスギ・ヒノキを700本程度植林を行いました。

2017年からも毎年紅中社員が研修の一環として下草刈りを行いました。

2020年、2021年には第二期で植林した木のCO₂吸収量の認定書を熊本県からいただきました!

第三期 2021年~2025年

2021年は、0.24haにヤマモミジ200本の植樹に加え、ジンダイアケボノザクラを記念植樹しました。

2022年は、第一期の2011年に植樹したスギ・ヒノキの枝打ち(余分な枝や枯れた枝を切り落とす作業)を行いました。

2023年は、社員12名でヤマモミジ250本を植樹しました。

設立100周年となる2051年を見据えて

紅中は1951年の設立以来、ずっと木に関わる事業を続けてきました。
木に関わる企業として、森に還元したいという思いから設立60周年の記念事業として始まった「くれなゐの森 ゆのまえ」は、紅中が設立100周年を迎える2051年を目標に続けていく予定です。

現在植林した木が吸収した二酸化炭素の量は
第一期 37.86t-CO₂/5年
第二期 26.6t-CO₂/5年 が認定されています。
これからも植林による二酸化炭素の吸収によって社会貢献を行っていきます。