皆さんこんにちは!施工チームの浅野です。

今回は新人研修に同行ということで、新入社員3名と一緒に株式会社サナダの工場見学に行ってきました。

工場ではツーバイフォー住宅に使う躯体パネルなどを作っているとのことで、早速三田市にある工場へ向かいます!

 

工場へ到着! 

天気も快晴!絶好の工場見学日和です!?

敷地内には出荷前のツーバイフォー住宅の部材がたくさん置かれていました。

 

ここから先はサナダの社員の方に工場内を案内してもらいます。

まず初めに加工前の部材の紹介です。

こちらはSPF材と呼ばれるものでサイズは工法の名前にもある通り2×4(ツーバイフォー)や

2×6など様々なサイズのSPF材が保管されています。

ちなみにSPFとは主に使われる樹種(スプルース、パイン、ファー)の頭文字をとったものです。

 

こちらは構造用集成材です。

合板を接着剤で張り合わせたものをさらに機械で高圧力をかけて成材した製品です。

これらの他に合板や金具を組み合わせて部材を組み上げていきます。

 

次に紹介するのが部材を加工する機械です。

ここではCADシステムと機械が連動していて、物件ごとの寸法を自動で加工することができます。

工場で加工することにより、現場での作業時間の短縮と機械による精密な加工が可能とのことです!

初めて見る機械に興味津々の一同。機械の音や迫力に圧倒されました。

 

ちなみにこちらの機械ではカットだけでなく、レーザーによる墨出しも可能で、現場では墨出しをする

必要がありません。

 

加工された部材は壁、床、屋根などそれぞれの作業場で組み上げられていきます。

 

こちらは壁の作業場です。

ツーバイフォー工法では部材を重ねることで強度を保っていて、場所によって2本合わせだったり、

3本合わせだったりします。

組み上がった壁パネルがこちらです。

組み上がったパネルに今度は合板を張ります。

合板を貼り終えたパネルは天井に設置された移動クレーンでラックへと運びます。

 

吊り上げるとこんな感じです。出来上がったパネルが運ばれる様子はとても迫力がありました!

 

 

ラックに運ばれたパネルをよく見ると釘が飛び出ている箇所がありました。

釘が飛び出ているのには訳があります。ツーバイフォー工法には手順や釘の数、位置が明確に定められています。

この釘は組んだ後からでもどこに何本打っているかをチェックするために出しているそうです。

他にもツーバイフォー工法にはチェックがしやすいように様々な工夫がなされていました。

 

このようにして出来上がったパネルはラックごとに梱包され、各現場に出荷されていきます。

普段なかなか見ることのできない作業やパネルが出来上がる瞬間を見ることができ大変勉強になりました!

 

お忙しい中、工場を案内してくださった㈱サナダの社員の皆様、誠にありがとうございました!

今回学んだことを今後の業務に活かして日々頑張りたいと思います!

以上 工場見学 ㈱サナダ編でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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