営業企画部 空間デザイン室<京都ブランチ>の、デザイナー3Mです☆。

「そうだ奈良に行こう!」
…ということで、

◆奈良「東大寺二月堂 修二会(しゅにえ)【お松明(たいまつ)】《お水取り》」を
見に行ってきました!

東大寺二月堂

◆「関西では、奈良の『お水取り』の頃が、晩冬(初春)で一番寒い!」と申しますが、

正式には『お水取り』は、東大寺二月堂 修二会(しゅにえ)で
3月12日の深夜に行われる修行=『お水取り』のことですが、

【お松明】を見に行ったこの日(※コロナ禍のため、拝観人数の制限がありました)も、
小雪が舞うほどの「極寒な夜」でした。

なお、ここ数日はだいぶ暖かくなりました。

東大寺二月堂アップ

◆東大寺二月堂です。

平面規模は、正面 7間(約12.74m)、奥行10間(約18.2m)、
寄棟造、妻入り、本瓦葺きの、「木造建築」です。

「舞台」=「高欄(欄干)」があります。

京都・清水寺の「舞台」と同じく
建物が傾斜地に前半部分がせり出すように建てられ
床下に組んだ柱で建物を支える『懸造(かけづくり)』構造です。

せり出した「舞台」が、とても迫力あります!

古都奈良に夜の帳が下りる頃

◆きれいな夕焼け空の奈良の古都に
夜の帳(とばり)が下りる頃…

お松明01

◆東大寺二月堂に上堂する
練行衆(修行する僧侶)の道明かりとして、
童子(練行衆の世話役)は
【お松明】を「舞台」=「高欄(欄干)」から突き出し、
勢いよく疾走して駆け抜けます。

お松明02

◆歌舞伎の「拍子木の音のリズム♪」に似た
練行衆の履く「木沓(きぐつ)」の音のリズム♪が、

【お松明】の煙と共に、二月堂に響きます…
意外に、『Rock♪』ビートな木沓の音色でした!

お松明03

◆火の粉のシャワーが…勢いよく、、、飛び散り、降り注ぎます!
マジでスゴイ、ド迫力です!!!

お松明04

◆【お松明】の「火の粉を浴びると健康になる、あるいは幸せになる」と
信じられておりますが……

私の場合は、
着ていた「いっちょうら」のダウンコートに

火の粉のシャワーが飛び散り降り注ぎ、
ナイロンが溶けて、穴が開いてしまいました!!!泣笑

籠松明

◆3月12日『お水取り』の日の
【籠松明】には、長さ6mほどの根付きの竹の先端に、
杉の薄板で籠目状に仕上げられた、
直径1mほどの巨大な松明が使われるそうです。

(※今年の【籠松明】はコロナ禍で、拝観中止だそうです。)

古都奈良の夜景(東大寺二月堂からの眺め)

◆10本の疾走する【お松明】が終わった後、
二月堂の「舞台」まで上らさせて頂きましたが、

三日月と、生駒山の山並みと、
東大寺大仏殿と、二月堂の高欄(欄干)の『夜景』コラボレーションが
とてもきれいでした!

東大寺南大門

◆ちなみに、奈良・東大寺、若草山と言えば、
「鹿さん」があまりにも有名ですが……

東大寺南大門の仁王像

◆私を出迎えてくれたのは……
東大寺南大門の『仁王さん』(仁王像)でした!!!笑

「鹿さん」には出会えずじまいです!またの機会です!

 

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