関東での新卒第一号、転勤あり…
それでも紅中を選んだ理由
漠然と建物に興味があり、就活では住宅や建材の業界を見ていました。当時はどこの会社も初対面の学生である私に対して距離感がありましたが、紅中だけは違ったのです。採用担当者の方が「あれ?どこかで会ったことあるっけ?」と思わず勘違いしてしまうほど親近感をもって話しかけてくれました。選考に進んでからも丁寧なフォローや応援の連絡をしてくれました。実は生まれも育ちも千葉県だったので、大阪に本社をもつ紅中に入社すれば、もちろん関西で生活をしていくことになることも想像していました。しかも当時いた社員の大半は関西出身の方々ばかり。不安もありました。例えば「関西弁で話されても、理解できるかな?」とか(笑)。
しかし、選考で出会う社員の人柄が、誰と会っても雰囲気がよく安心できる紅中ならやっていけると思い、入社を決意しました。ところが入社と同時にコロナのパンデミックが起き、単身で知らない土地に住むだけでなく、リモートでの業務になりました。それでも心細さを感じずにいられたのは、やはりアットホームな雰囲気の社員の皆さんが、仕事だけでなくプライベートのことまで気にかけてくれたから。状況が落ち着いてからは休日は釣りなど、社員と遊びに行くことも増えました。
お客様や、その先の未来への配慮が生み出すやりがい
あたたかい心をもつ人が多いのが紅中の特徴ですが、お客様への対応でもその強みが活かされていると思います。例えば取引先の担当者の方の転勤が決まった時、新幹線の駅までお見送りに行った社員がいます。しかもメッセージが書かれた横断幕つきで。ビジネスライクな付き合いにとどまらないのが紅中らしさです。私もその想いを大切に仕事をしています。私は、入社して2年で岩槻オフィスに異動になりました。今は医療福祉施設を対象に、家具一式の提案営業から、実際の家具製作・納品の立ち合い・メンテナンスまでを、一気通貫で行う仕事をしています。病院の患者さんや、老人ホームの入居者さんが生活をともにする家具を扱うため、利用者さんの目線に立って考えることを大切にしています。
紅中では、あたたかみのある木材でできた家具製品の取り扱いが多く、樹脂や鉄など冷たい雰囲気の家具が多い中でも特徴的です。自慢の製品が並ぶカタログの中から、施設にマッチした家具をご提案して、納入するとき「とっても部屋の雰囲気が明るくなったね~!」「いい家具をいれてくれてありがとう」など、利用者さんから直接お褒めの言葉をいただくことも多く、心があたたかくなり、やりがいに繋がります。
社内社外で助け合い、
お客様が求める100%を実現
今私には1カ月半の子供がいるので家庭と仕事の両立が大変ですが、会社の助け合う文化に助けられています。上司からは「家庭も大変だろうから、柔軟に仕事をしていいよ」と気にかけてもらい、リモートワークで子供の面倒を見ながら仕事をすることもあります。
この紅中の助ける文化は同じオフィス内だけではなく、違うオフィスの人からも助けをもらう事ができます。紅中はオフィスをまたいだチーム制度を設けており、私は岩槻オフィス所属なのですが、仕事が立て込んでいた時は同じチームの仙台オフィスの方が業務を代わりにやってくれた事もありました。オフィスが離れていてもチームメンバーと一緒に仕事をしているという感覚が常にあって安心ですね。
この助け合う文化が生まれたのは、紅中の働き方が上司からの業務指示型ではなく、チームの目標を達成するために社員それぞれが考えて行動する形を取っているからだと思います。紅中の仕事は現場第一の仕事なので、現場社員との意見交換や助け合いの精神が重要です。お客様のニーズに柔軟に対応するために、周りの人と助け合ってお客様が求める100%を実現していきます。
創業100年を達成するために、
新卒を育て会社を「変える」
紅中は創業73年で100年目に向かって努力しています。今後もお客様が「ワクワク」する仕事をする為に、古き良きこれまでの文化も大切にしつつ、令和の風をいれていきたいです。実は紅中にはこの昭和と令和をつなぐ30代の社員が本当に少ないんです。今、経営の中心にいる40代以上の人が卒業する前に20代を育てていかなくてはなりません。新卒も今は豊富に入ってきているので、彼らにどのような教育ができるかが紅中の成長のカギだと思っています。このような新卒に対して、全社的にアップデートしたノウハウの共有や発信をすることが重要です。私がその一端を担うことによって、紅中のこれからの新卒を育て会社に新しい風を吹かせていきたいです。
私が働いてみてから気づいたことは、思っていた以上に「働く人」も、働くやりがいに影響するということです。ぜひ就活生のみなさんも、採用担当だけではなく、現場で働く人とも沢山コミュニケーションを取り、どんな人がいる会社なのか?という観点を持って就活することをお勧めします。ぜひ少しでも紅中で働く人が気になったのなら、説明会やインターンに足を運んでみてください!
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8 : 45
メールチェック
案件管理お客様へ案件の進捗を電話などで確認。
新規見積依頼があった案件は、図面作成、協力先に見積依頼をします。 -
10 : 00
社内打合せ
東北エリア案件の対応可能な協力先を仙台オフィスメンバーとリストアップ。工場見学のアポイント取得します。
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12 : 00
ランチ
次の打合せ現場付近で店を探します。
お客様や協力工場の方と一緒に食事に行くこともあります。 -
13 : 00
出荷前検品
打合せ納品を控えた家具の検品をするため、工場に検品をしに行きます。他の案件の仕様打合せや価格交渉を行います。
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15 : 00
事務処理
帰社後、午前中に終わらなかった仕事の続きをします。
急ぎの依頼が来て眠気も吹っ飛んだりします。 -
17 : 30
退社
急がない仕事は明日へ!仕事を切り上げて帰宅。
奥さんと子供と過ごしています。最近は「ただいま!」というとニコっと笑ってくれて非常に癒されています(笑)