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CROSS TALK Vo.01 紅中の冒険 【チームマネージャー座談会】 紅中に入社してから約15年以上勤務し、現在チームマネージャーとして部下をまとめている中核メンバー3名にお話を伺いました。紅中がこれまでどんな旅路を歩み、どのような成長を遂げてきたのか。そして、これまでも、これからも変わらない大切にしたい想いとは何か。紅中をあらゆる角度から紐どく様々な冒険ストーリーを聞きました。

MEMBER

  • 第一営業部第3チーム M.Y

    第一営業部第3チーム

    M.Y

    元々は就活をせずにフリーターをしていたが、ご縁があって紅中の支店長と面接をする機会があり、その際に紅中の理念に共感し2006年に入社した。入社後1年間営業事務に従事した後に、関東圏の営業職に異動し、現在まで勤め続け2023年の6月にチームマネージャーとなった。業界の傾向として男性の割合が多い中で、女性がより活躍できるようなチーム作りに努めている。

  • 第三営業部第5チーム H.Y

    第三営業部第5チーム

    H.Y

    2005年に紅中へ入社。入社してからこれまでずっと、紅中の仕事の根幹である木質資材の販売業務に携わっている。お客様の様々なご要望に最大限応えられるような建材を提案・販売するために国内外の建材メーカーとハウスメーカーの両方に営業をかけ、チームマネージャーとして紅中を日々支えている。

  • 第一営業部第1チーム T.K

    第一営業部第1チーム

    T.K

    2000年当時、紅中で働かれていたお父様の影響から自身も紅中に中途入社した。入社当初は営業として配属されたが、半年後からは営業チームを支える営業事務に12年間従事した。その後から現在までは営業職に従事しており、現在は自身も現場に伺い営業活動をしながら、チームマネージャーとしてメンバーをマネジメントしている。

M.Y

「紅中史上初」を繰り返した先に、
お客様へ提供する価値が
広がっていく

― 紅中はあらゆる挑戦をし続ける会社だと伺いました。
皆さんが思う紅中の変化とはどのようなものでしょうか?

H. Y私たちが入社してから約15年以上が経ちますが、お客様に対する提案の幅は入社当時よりもかなり広がったという実感があります。そもそも紅中の一番最初の事業は、僕が今メインで販売する素材分野…その中でもベニヤ板を売り始めたことです。「紅中」という社名の「紅」もベニヤ板から取ったものという説があるくらいなんです。しかし、お客様から「ベニヤ板だけではなくてその他の素材も紅中さんで一括でお願いできたらいいのに」「この素材を使って家具を作りたいんだけど紅中さん取り扱いある?」など、様々なご要望をいただくようになりました。「やったことがない要望だから出来ません」と断らず、自社の中でどうやったらできるかを考えて、なんとか1つずつ実現していきました。それは今でも変わらず、お客様が求める素材が既存の商材になかった時、国内外問わず業者を訪ねて「新たな商材を作ることはできないか?」と、商談をしにいくこともあります。

T.K

M. Yそうやって新たな試みを沢山重ねていった先に、素材だけを取り扱っていた紅中は、いつしか建物に関わる全てのものを販売できるようになっていったのです。取り扱う商材が増えて行く中で、私達は改めてどんな価値を提供する企業でありたいかを考えました。そのときに出てきたのが「総合空間創造企業」という言葉でした。空間を創るありとあらゆるものを紅中が取り扱い、お客様にとってより良いものを選択し、理想的な空間をご提案していく。これが今、紅中が目指していきたい価値であり、今後は新たなる挑戦をしていきます。そうしてお客様からの「ありがとう」の数が増えていっているなと感じられることが、とても仕事をしていて嬉しく思いますね。

T. Kそういった経緯から、2022年ごろから新たな部門も立ち上げました。それはお客様のご要望を聞いて、自社で家具を設計し素材から仕入れて組み立てる…というようなオーダーメイドのものづくりをする部門です。また、数年前から自社オフィス改装プロジェクトも始めています。自分たちでオフィスという空間のコンセプトを決め、設計図を描き、それを形にする。紅中には沢山のオフィス拠点があるので、あらゆるコンセプトのオフィスを作り、今度はお客様のオフィス改装にも挑戦しようと思っています。これまでは素材や家具など、既に完成されたものを販売していたのですが、自社でコンセプトを決め、設計し組み立てたものを販売するという試みにも挑戦し始めました。そのようにどんどんお客様への価値提供の幅を広げています。

H.Y

業務の幅が広がるからこそ、
大切にされる
社内コミュニケーション

― 紅中社内にも変化したなと感じていることはありますか?

T. K社内での意見発信や交流がもっと活発になってきたように思います。私は主にハウスメーカーに対して、家具導入を提案する営業の仕事をしています。ハウスメーカーとのやり取りでは「他の住宅で見たテレビボードが欲しい」「備え付けの家具を変更したい」など、たくさんのご要望をいただきます。そのようなときに、メーカーの商材では足りないときは、社内の前述したものづくりの部署と連携しています。ものづくりの部門のメンバーと一緒にオーダーメイドの家具を作るときは、例えば、「キッチンを作って!」という要望だけでは製作には移れません。事細かくお客様のご要望を共有しています。そうして製品プロダクトの社員とも、お客様の理想を描き、どんな素材で、どういう仕様にしていくのか、1つ1つこだわりをもちながら製作をしています。

M. Y正直、オーダーメイドの家具を作ると社内で聞いたときは、不安の方が大きかったです。商材を作って販売するということは、その後のメンテナンスや修理まで自分たちで行えるようにならなければいけません。これまでは商材を売った後、修理が必要な時はメーカーが対応していたので、私達にもそこまでできるのだろうか?と不安に感じていたのです。それでもやってみようと思えたのは、これまでに何度も壁を社員全員で乗り越えてきた道のりがあったからだと思います。だからこそ、修理の分野でも今の私達では対応できないことも出てくるかもしれませんが、みんなで力を合わせればどんなことも乗り越えられるのではないかと思いました。

H. Y業務の幅が広がったからこそ、社内での情報共有は盛んになったと思います。素材を販売する社員は素材を売っていれば良いわけではなく、ものづくりをする社員から必要な素材についての話を求められたり、最新の情報を仕入れられれば他の部門へ情報共有をしたり、お互いがお互いの価値を最大限高められるように、協力し合えているように思います。それも全ての起点は全員が、お客様に良いものを届けたいという想いがあるからだと思います。

お客様が数ある企業の中から
「紅中」を選んでいただく理由

― お客様に届けられる価値が増えると、信頼関係もより深まるのではないかと思います。お客さまとのつながりを強く感じたエピソードはありますか?

M. Yお得意様先の担当者が転職や独立をされた際、新たな職場のパートナー企業として紅中を選んでくださることもあります。転職の連絡を受けた数日後に電話がかかってきて「次の職場でも紅中さんにぜひお願いしたいのですが・・・」と言葉をいただけると、ちゃんと紅中が価値を届けられていたんだなとホッとしますし、何よりも紅中を頼っていただけることにとても嬉しく思います。社員それぞれがお客様の要望を形にしようと日々それぞれ奔走しているんだなとも感じて、チームマネージャーとしても喜びを感じられますね。

T. K最近だと紅中で家具作りを始めたことをお客様に紹介すると、ハウスメーカーにいるインテリアコーディネーターの方を紹介してくださることもあって。その方と話すと、「もっとこういう家具があったら提案しやすいのに」とお客様のダイレクトな要望の声をいただけるきっかけになります。それを家具作りの社員と連携して、さらなる価値提供にも繋げていきたいと思っています。

H. Yこのようなお声がけを沢山いただくために、お客様からの要望に応え続けることが大切だと思っています。まずは当たり前のことを当たり前にすること。そして期待以上の関わりをすること。例えば見積もりを希望日から1日でも早く送ったり、お客様から紅中として初めての要望でも断らず、まずは社内に持ち帰り、みんなでどうやったらできるかを考えたり。そんな契約書や発注書には載っていない、目に見えないことがお客様から信頼を頂く上でとても大切なのではないかと思っています。しかしながら、それらはお客様とやり取りする営業窓口だけが頑張ればよいということではありません。発注対応をする業務センターや時にはものづくりの社員たちのように、お客様からは見えない縁の下の力持ちの協力も必要です。みんなで力を掛け合わせることで、お客様に価値を届けられるようになるのではないかと思います。

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お客様への想いが、
紅中の未来を創る

― 最後になりますが、これから紅中の仲間になるメンバーに目指してほしい仕事の姿勢や、一緒に作り上げたい紅中の未来像を教えていただきたいです。

M. Yあらゆる人の力を借りて、お客様の想いを実現していってほしいと思います。そもそも新入社員の皆さんには、最初から知識やスキルを求めていません。しかしながら、お客様の要望を実現したいという想いは必ず持っていてほしいです。どんな仕事であれ、困難はあるものです。しかし、その想いがあれば、どんな困難でも挑戦しようという気持ちが湧いてきます。また、紅中の場合、様々な経験をしてきている先輩達や、自社製品をこよなく愛すメーカーがいますので、そんな強力なパートナーの力を借りながら、自分のできることや知っていることを増やしていってほしいなと思います。そうしていく先に、あなたの成長や、お客様への価値に繋がり、お客様からの感謝の言葉を頂けるきっかけになると思っています。

T. Kこれからはパートナー企業の力も借りながら、お客様のご要望から新しいことを生み出すだけではなく、自社の中でもどんどんお客様の価値に繋がるものを作っていきたいですね。例えば冒頭で伝えた新オフィスプロジェクトのように、まずは自社を体験体感の場として、お客様に良いなと思ってもらえるものを開発していく。今は「総合空間創造企業」として素材や家具などの「モノ」を提供することのウェイトが高いですが、今後はオフィス改装のような、空間という価値「コト」の提供もしていけると、もっとお客様に提供できることも広がるのではないかと思います。そのような新たな試みが増えていけば、紅中の可能性の火はずっと灯り続けるはずです。

H. Yだからこそ、新卒の皆さんの「アイディア」を沢山いただきながら、みんなでお客様の価値を、そして紅中の未来を一緒に創り上げていきたいです!紅中では「やってはいけない」ということはあまりありません。どんなことでもまずは受け入れ、色んな人が一緒にどうやったらできるかを考えていくような社風があります。そして、挑戦してみたいという声に背中を押してくれるような社風があります。紅中が更なる新しい価値を提供していくことができる企業に進化していくためにもみなさんの力が必要です。みなさんにもぜひ「紅中史上初」に沢山挑戦をしてもらいながら、紅中を成長させ、そしてあなた自身も成長していってほしいです!